今の不景気をアメリカの人たちがどのように考えているのかが分かるページ

2009/04/10 05:20

How Do You Feel About the Economy?イメージ公式なリセッション宣言も行われ、世界の景気後退の中心であり引き金も引いたアメリカ。そのアメリカにおける景気の悪化を、当のアメリカの人たちはどのように考えているのか。それが何となく分かりそうなページが【NewYorkTimes】で展開されている。タイトルは「今の景気、どう思う?(How Do You Feel About the Economy?)」。1つの単語で感想を述べてもらうという、シンプルでかつ興味深いページだ。

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NYT掲載の「今の景気、どう思う?」
NYT掲載の「今の景気、どう思う?」

仕組みは極めて簡単。読者は今現在の景気動向について自分自身がどのように感じているかを、単語1語で入力するか、すでに入力されているキーワードの中から選択(面倒ならば画面下部に表示されている文字を選ぶことでも入力可能)。そして自分が「雇用状態」「非雇用状態(失職中)」「その他」いずれかの状態にあるかを選んで入力する。入力されたキーワードの数の多さで、画面下部に表示されている文字の大きさも変わる。多くの人が同意を示したキーワードほど大きく、上部に表示されることになる。ブログなどでよく取り入れられている「タグクラウド」と仕組みは同じだ。

また、データは毎日記録されて更新される。日が変わるにつれてどのような言葉が傾注されるかの変化を知ることもできるようになっている。

記事執筆時点では最上位にOptimistic(楽観的)、hopeful(前途有望)、apprehensive(不安視している)、anxious(心配)など、楽観・悲観的な言葉が半分ずつ最上位を占めている。比較的な言葉ばかりかと思われても仕方の無い状況なのに、正直これは驚き。

「非雇用状態(失職中)」の回答。意外にポジティブな言葉も。
「非雇用状態(失職中)」の回答。意外にポジティブな言葉も。

なお右上のぱんくずリストにある「Employed」「Unemployed」をクリックすると、回答時に「雇用状態」「非雇用状態(失職中)」それぞれの選択肢を選んだ人だけの回答が並ぶことになる。当然、「非雇用状態(失職中)」の方がネガティブなキーワード(stressed:ストレスやtired:疲れたなど)が多く表示されるのだが、それでもhopeful(前途有望)やOptimistic(楽観的)などが最上位に来ているのには驚かされる。

日々の更新データが記録保全されるので、今後どのように入力キーワードが変移していくのか、見ていくのも興味深いだろう。……あらためてアメリカの人たちの楽観的なところが分かるかもしれない。


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