【更新】区切りの良い9000円は天井感が強い…海外投資家、二週ぶりの買い超し(2009/04/09)

2009/04/10 04:20

東京証券取引所は2009年4月9日、2009年3月30日から4月3日(4月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆9761億3151万9000円なのに対し、買い総額は3兆0578億8067万7000円となり、差し引き817億4915万8000円の買い超しとなった。これは先週から転じて二週ぶりの買い超しとなる。なお個人・証券会社は売り超しを継続、法人は買い超しを続けている([最新発表リリース、PDF])。

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3月30日から4月3日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6244億0730万4000円/7048億8247万6000円(804億7517万2000円買超)
・個人……1兆6584億7341万5000円/1兆5278億1291万3000円(1306億6050万2000円売超)
・外国人……2兆9761億3151万9000円/3兆0578億8067万7000円(817億4915万8000円買超)
・証券会社……2028億4832万9000円/1964億2272万5000円(64億2560万4000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月2日-6日……5433億1620万3000円売超
3月9日-13日……1745億2670万7000円売超
3月16日-19日……46億9804万8000円買超
3月23日-27日……1614億4340万0000円売超
3月30日-4月3日……817億4915万8000円買超

今回計測週は前半で大きく下げた後、4月に入ってからは再び上昇を見せ、週最終日には日経平均で9000円台に迫ろうかという勢いを見せた。しかし区切りの良い9000円は天井感が強く、近づくにつれて売り圧力も増加。結局弾かれる形となっている。3月27日にも似たような雰囲気で叩き返されており、もう一度9000円突破のトライが失敗すると、日足で三尊が完成してしまうことになる。どうにか超えて雰囲気を変えて欲しいものだが。

昨今の上昇機運はレパトリが終わったこと、大きなネガティブ材料がいくつもひかえているがとりあえず目の前にはポジティブな材料がいくつか見え、それに反応している形になる。政府の経済政策は効を奏しつつあるが、世界的な不景気を一国の政策だけでどうにかできるほど世の中はあまくない。昨年のリーマンショックのようなことが、もう無いとは限らず、それが上値の重さを演出しているのだろう。

心理的には9000円を超えてなお上昇が続けば、しばらくは安心できるのだが、どうだろうか。

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