セグウェイ+GM=プーマ!? GMとセグウェイ社が二輪都市型交通手段「プーマ」を発表

2009/04/08 07:20

「プーマ」(P.U.M.A.、Personal Urban Mobility & Accessibility)イメージアメリカの大手自動車メーカーゼネラル・モーターズ(GM)は2009年4月7日、充電式小型2輪車「セグウェイ」で有名なセグウェイ社と共同で、人間の体の重心移動で動く2人乗りもできる充電式2輪車「プーマ」(P.U.M.A.、Personal Urban Mobility & Accessibility)の開発をスタートしたと発表した(【発表ページ、セグウェイ社側】)。

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実際に「プーマ」が走っている様子を収録したもの。このスタイルでよくぞここまでバランスよく走れるものだと感心
実際に「プーマ」が走っている様子を収録したもの。このスタイルでよくぞここまでバランスよく走れるものだと感心(【動画への直接リンクはこちら】)

発表によれば「プーマ」はセグウェイ社(主に車体のバランスコントロールとバッテリー)とGM(主に本体部分)の技術を融合させて用いることで作られ、都市空間において機動力の高さを発揮する交通手段として提供されるもので、「省エネ」「省スペース」「省部品数」「省効率」を実現する。

元々「体の重心を前後左右に移動させることで、それに連動して移動する」セグウェイの技術を全面的に採用。操縦桿(ハンドル)を前倒しすることで前進し、手元に引くことでブレーキがかかる。現在公開されているスペック(予定)は次の通り。

・最高時速……40キロ-56キロ/時
・走行距離……40キロ-56キロメートル/1回の充電
・重量……136キログラム(現時点)
・カギのロックやシステム管理……携帯端末を利用した無線電信を利用
・充電時間……8-10時間(1充電で60セント・60円ほどの電気代)
・旋回半径……ゼロ
・充電池……リチウムイオン電池

現時点では悪天候下におけるテストは行われておらず、内部の機器がぬれないような仕組みが今後追加される予定。また、各種ナビゲーションや相互通信機能も搭載されるとのこと。また、発売時期はまだ未定だが2012年を目標としている。




現在公開されている「プーマ」の写真(一部、イラスト含む)。二輪でバランスを保ったまま走っているようすは、やはり驚かされる。
現在公開されている「プーマ」の写真(一部、イラスト含む)。二輪でバランスを保ったまま走っているようすは、やはり驚かされる。

動画や写真を見れば「セグウェイのような低重心の車体ならともかく、このプーマの形でよく2輪車としてのバランスを保ったまま移動ができるな」と感心してしまうことしきり。機能的・利用スタイル的にはスクーターと軽自動車の中間的な立ち位置で、電気で動くことにより省エネをはかり、さらに曲がりなりにも自動車の形をとることで各種機器の搭載を可能にしたというところだろうか。ちょっとした高速で旋廻すると遠心力でコケてしまうのではないか、操縦者側のメンタル上の問題(この形態で時速50キロを走るのはちょっと怖いような……)、坂道を登る能力はどれくらいなのかなどの問題もあるだろうが、インパクトを与えることだけは間違いない。

なお価格は「現在出回っている小型自動車より安くなるだろう(it’s probably less than most current small car prices.)」としか言及されていないが、一部報道によると通常の自動車の1/3-1/4程度になるという。

今後各種自動車関連の展示会で、この「プーマ」実物がお目見えすることになる。どのようなインパクトを自動車産業に与えるのか、それとも与えないのか、注目したいところだ。

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