【更新】外食の昼飯平均800円、ちょっと背伸びで1400円ほど

2009/03/30 07:40

贅沢な外食イメージC-NEWSは2009年3月26日、外食事情に関する調査結果の一部を発表した。それによると、昼食を外食で摂る場合の平均費用は800円強であることが明らかになった。また、「贅沢に感じる費用」になると昼食では1400円あまりとなり、実に7割増の計算となる。他方夕食の外食では平均ですら2000円近く、「贅沢」の範ちゅうともなれば3000円を突破し、外食における夕食は朝食・昼食とは別の立ち位置にあることがあらためて確認できる([発表ページ])。

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今調査は2009年3月6日と7日、インターネット経由で行われたもので有効回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割当。

自炊をしない人、あるいは時間が無い人などには欠かせない「外食」だが、最近は可処分所得の減少や外食の価格上昇で敬遠される傾向がある、といわれている。実際、「今後節約するとしたら何に気をつけますか」などの消費者アンケートでは、常にトップクラスに登るのが「外食」。しかしその一方、外食産業全体では一部セクターを除いて売り上げは堅調に推移しており、敬遠されているのは「贅沢志向」の外食がメインであることが分かる。

それでは朝食・昼食・夕食それぞれの場面において、外食で食事をとる場合における「平均の費用」、そして「ぜいたくに感じる平均費用」はどれくらいなのだろうか。「外食はお金がかかるから出来るだけ減らそう」という消費者の声が大きいのなら、それなりに高価なものになっているはずだが……。

外食の費用(円)
外食の費用(円)

喫茶店などのモーニングセットだと300円-500円、ファストフードの朝食メニューでも500円玉一枚で結構なメニューを用意できるはずだが、少なくとも今調査においてはそれを超える654円という結果が出ている。昼食は825円と、少なくとも「外食」においては800円超え。さらに夕食ともなれば1947円と2000円近い値が出ている。平均費用から見ても、朝食や昼食があくまでも「食事」そのものがメインで「一人」「多数」双方を想定しているのに対し、夕食はどちらかと言えば会食をイメージしている向きが強いことが分かる。居酒屋での飲み代やファミレスでの会食代と考えれば、夕食に2000円近くを消費しても「高い」とはいえない。

昼食は多種多様な価格帯の
店・メニューが用意されている。

「贅沢」な費用の割合が高い。
また、「贅沢に感じる費用」となると、朝食が平均の1.24倍でしかないのに対し、昼食は実に1.70倍。夕食よりも高い比率を誇っている。0.04ポイントが誤差と見るか、れっきとした違いと見るかは判断に迷うところだが、それだけ昼食も(夕食並に)価格帯の選択肢が幅広いということなのだろう。逆に朝食の比率が低いのは、元々高値のメニューが用意されていないから、だろう。朝から1000円以上も費やして食事を摂るなど、どこぞの高級ホテルの朝食バイキングでもない限り考え難い。



ひるがえって考え直してみると、別調査機関の調査結果ではあるが、【サラリーマンの小遣いと昼食代の微妙な関係】【サラリーマン 昼食代金 下降気味!? 500円前後が 半数越えか】にもあるように、働き人の昼食費は平均で500円台を推移している。単純比較をしても300円ほど足りない計算になる。これはあくまでも今回の調査結果が「週一以上外食する人ベース」を対象にしているもので、毎食800円余を費やして外食で昼食を摂っているわけではない、というのが主な理由だろう。恐らくは外食をしない火はコンビニで弁当やおにぎりを買ってきたり、自宅から弁当を持参してまかなっているに違いない(よもや昼食抜きとは考えたくない)。

【物価高 弁当増える サラリーマン 外食極力 ひかえる傾向】にもあるように、外食そのものは控えられる傾向にある。今のところ平均単価の高い夕食、あるいは「贅沢な外食」の部類が比較的多く削られる傾向にあるようだが、お弁当の持参率そのものが高まっている現状を見ると、今後は1000円以下の「平均的な外食」レベルにまで削減の波が訪れる可能性は高い。

ただ同時に「質素な生活」ばかりでは息苦しくなってしまうのも事実。「ぜいたくな外食」を息抜き代わりに、と考えている人が多ければ、外食のニーズが急減することもないだろう。

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