お肉の食べすぎはやっぱり身体に毒!? 心臓病とがんのリスクが増大との報告

2009/03/27 03:50

焼き肉イメージUSA TODAYが伝えるところによると、【アメリカ国立がん研究所の論文において】「赤肉や加工肉を食べることが多い人は、心臓病やがんで寿命が縮まる傾向がある」という研究の発表が行われていることが明らかになった(【該当する論文、登録しないと閲覧不可能】)。

スポンサードリンク


元記事によるとこのデータは50歳から71歳のアメリカ人の男女54万5000人を対象に行った調査から導き出されたもの。ハンバーガーに使われる赤肉や、ホットドック・ベーコン、ハムの薄切りなどが対象項目として挙げられた。

それによると、10年以上毎日1/4ポンド(110グラム)以上のパティが含まれるハンバーガーかその同等品を食べ続けている男性は、1週間に5オンス(140グラム)しか食べていない人と比べて、がんの死亡率が22%、心臓病の死亡率が27%高いことが分かった。同様に、赤肉を大量に食べた女性のがんの死亡率は20%、心臓病は50%高いという結果も出ているという。

もう少し詳しい話が[Science Daily]には記載されていて、それによると研究は1995年に取得が開始されたデータを用いたもので、それ以降10年間に渡るデータが用いられている。対象となる食肉は赤肉・白肉・加工肉の3タイプ。摂取頻度や調理方法などの追跡調査をしている10年間に、男性4万7976人・女性2万3276人が死亡している。そして肉の摂取量によって調査対象を5グループに分けたところ、次のような結果が得られたという。

・総合的に見て、死亡した男性のうち11%、女性の16%は、赤肉の摂取量を1/5に抑えていれば(つまりもっとも少ないグループと摂取量が同等だったら)死を防げたかもしれない。
・白身肉の摂取量がもっとも多かったグループは、もっとも少なかったグループより、わずかだが死亡率が低かった。
・心臓疾患においては(赤肉の摂取量を最小限に抑えていれば)死亡率を男性11%、女性21%下げることが可能だった。加工肉の場合は女性なら20%下げられた。
・肉は加工して食べることが多いが、高温で料理することにより、発がん性物質を生じる可能性があること、さらに飽和脂肪を多く含むことなどが、がんのリスク増加に影響があるようだ。

もちろん、加工肉以外の赤肉や白肉を食べることによるメリットもあるので、この調査結果が「肉を食べずにベジタリアンになろう」という主張を意味するものではないとも、元記事では伝えている。むしろ加工肉や塩漬けの肉、ソースがどっぷりとかけられた肉、そして飽和脂肪酸などの「リスクが高い食肉系食品」の摂取の減少が必要だ、とのこと。

お肉好きな人には少々残念なデータかもしれないが、頭の中に入れておいても悪くは無い話といえよう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー