「インサイトは女性が支えている」!? プリウスとインサイト、それぞれに大きく異なる支持層とイメージ

2009/03/24 05:35

ホンダのハイブリッド車イメージネットエイジアは2009年3月23日、ハイブリッド車として知名度の高い[トヨタ自動車(7203)]の「プリウス」と、[ホンダ(7267)]の「インサイト」など、ハイブリッド車に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、両車においては男性の支持派「プリウス」が圧倒的であり、女性が「インサイト」の支持を事実上支えている傾向にあることが明らかになった。また、「プリウス」と「インサイト」では、持たれているイメージに大きな違いがあることもデータから読み取れる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年3月3日から3月5日の間、自分専用の自動車を保有している20代-50代の男女合わせて500人に携帯電話経由で問い合わせたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1、年齢階層比は非公開。

一時期の原油・ガソリン価格の高騰で「燃費のよい自動車」の筆頭として注目を集めるようになったハイブリッド車。「ハイブリッド(自動)車」とは言葉通り、複数(ハイブリッド)のエンジンを動力として走る自動車を意味する。通常の自動車はガソリンエンジンのみだが、ハイブリッド自動車は(現行ではそのほとんどが)ガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせで走る。ブレーキをかける時などの運動エネルギーを電気に替え、その電気をバッテリーに充電。通常走行時にはモーターを動かしエンジンを補助する仕組み。

エンジンによる回転エネルギーを電気にも変換するので、基本的に通常の自動車同様ガソリン以外の給油・充電は必要ない。ただし構造が多様化する(ガソリンエンジン以外にバッテリーやモーターなどが必要)ため、どうしても本体価格が割高になってしまう。また最近ではバッテリー充電を外部電源で行い、モーターの役割の割合を大きくするプラグイン・ハイブリッド方式のハイブリッド自動車も登場している。

ハイブリッド車としては先行・知名度がもっとも高いプリウスと、最近富に話題を集めているインサイトの違いは、発売元はもちろんだが、「プリウスが電気モーター部分の依存が大きいため、充電の機会が多い都心部(止まったり走ったりする場面が多い)では燃費が良くなる」「インサイトは省エネのエンジンがメインなので、長距離を一気に走る場面では燃費が良い(充電電池で稼動の補助をする電気アシスト自転車のようなもの)」などの違いがある。また、プリウスが電気モーターのみの走行がある程度は可能なのに対し、旧タイプのインサイトはそれが出来ない(新タイプは可能)。

その2車について、単一回答式で「どちらが好みか」を尋ねたところ、男女間で極端な結果が出ている。

「プリウス」と「インサイト」のどちらが好みか
「プリウス」と「インサイト」のどちらが好みか

プリウスイメージたまたま調査母体において、男性が「プリウス派」ばかりだったという可能性も否定できないが、それにしても極端な結果といえる。逆算すると、男性250人のうち「インサイト」を選んだ人はわずかに1人に過ぎないのだから。一方で女性は4割近くがインサイトを選んでおり、これが全体におけるインサイト人気を支えていることになる(少なくとも調査母体では)。

また、「プリウス」「インサイト」それぞれにおいて、イメージとして合致するものを複数回答で尋ねたところ、「プリウス」は技術面をはじめとした「本体の性能」や先行商品ならではの安心感、「インサイト」はコストパフォーマンスの良さや概念的なイメージでプリウスに勝っている様子がうかがえる。

「プリウス」と「インサイト」のイメージ
「プリウス」と「インサイト」のイメージ

ホンダのハイブリッド車インサイトイメージリリースにもあるように、今年4月からは環境対応車購入時に10万円程度の減税措置が講じられることになっているため、今後は今まで以上にハイブリッド車に対する注目が高まると共に、多くの人の興味関心が寄せられることになる。その中でも今回取り上げた「プリウス」と「インサイト」は両雄として多くの人が比較対照に挙げ、選択されていくことだろう。当然両車種とも競争は激化しており、相手を意識した商品開発・展開が加速している。

購入者の立場にすれば、どちらが良い、悪いではなく、利用者それぞれのニーズや好き嫌いを十分に吟味した上で、もっとも自分にあった車種を選びたいものだ。買ってすぐに使い捨て、ではなく、長年愛用する「相棒」となるのだから。

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