アメリカのプロが教える5つの「室内空間の有効活用とリフォームのコツ」

2009/03/24 04:45

室内空間の有効活用とリフォームイメージ直前の記事で、アメリカの「居住用としての」住宅が、「大きい事は良い事だ」から「適度な広さで中身の充実」へとシフトしつつあること、そして(現状では)投資用としての要素も薄れつつある傾向を見せていることなどを伝えた。その元記事に登場している、「小さくても工夫次第で快適な住居環境を作れる」と自書などで主張し続けている、著書『The Not So Big House(こじんまりとした家)』の筆者で建築家でもあるSarah Susanka嬢が、「住宅のリフォーム(remodeling)」あるいは「スペースの有効活用(IMPROVE THE SPACE YOU HAVE)」について5つのポイントを提示していた。日本とは住宅文化そのものが異なるため当てはまらない部分もあるが、参考になる話ではあるので、ここで紹介しておくことにしよう(元記事:【USA TODAY:Americans are moving on up to smaller, smarter homes】)。

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1.優先順位を明確に
3つの要素、すなわち「品質」「量」「コスト」において、いずれの点を妥協するかをはっきりさせておく。すべてに完璧な解決法は極めて難しい。

2.空間をチェック
現状の空き空間と住宅内での行動領域を確認する。すべての部屋で必要な行動、特定の部屋でないと出来ないことなどをリスト化し、「これをする場所は家の中には必要だが、全体には必要ない、複数あっても意味がない」など、余計な空間の洗い出しをする。例えば、一人暮らしなのに寝床が二つあるのは無意味。

室内空間の有効活用とリフォームイメージ3.収納場所を上手に使う
よく設計された収納場所が、正しい部屋の正しい場所に設置されていれば、適当な場所に設置された収納の何倍もの役割を果たす。収納を上手に使いこなせば、より多くの床面積を有効活用できるはず。日本の場合はクローゼットや押入れが該当する。また、壁に沿う形で本棚やカラーボックスを設置し、収納場所を増やす工夫も必要。

4.室内スペースの拡張・増築をする時は必要最小限に
室内スペースを拡張・増築する時も余分な面積まで広げることなく、「ちょっとだけ」に留めておけば、メンテナンス費用もあわせ、節約することができる。

5. 増築をする時には全体的なバランスを保ったままで
上記の1-4のいずれも自分のリフォーム計画に当てはまらない場合、そして予算が許すのなら、それなりの増改築も良いかもしれない。ただし増築をする際には、増築前後で住宅の各面がどのように見えるのかを十分考慮した上で行うように。

リフォーム中イメージ日本ではアメリカほど日曜大工が盛んではなく、ましてや住居の増築などほとんど不可能に近い。4や5は専門の業者と相談して検討することになるが、その際に考慮しなければならない用件としては、まさに指摘されている通り。

絶対的な面積が小さく「無駄なスペース」を気にする必要があまりない日本の居住空間では、2と3を巧みに利用して場所をひねり出すのが精一杯かもしれない。また発想の転換として、賃貸住宅を探している時に、実際の物件を借りてからのライフスタイルを考え、さらにこれらのポイントのうち1-3を要チェック項目として頭に入れておくとよいだろう。

※日本では建築基準法などの縛りがあるため、基本的に(一部例外はありますが)「勝手に」増改築は出来ません。

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