羊とLEDで色んな形を作ってみた

2009/03/21 10:20

羊とLEDイメージ元々インターネット上での表現への好奇心がおう盛なこともあり、色々な「興味関心を引かれる」表現方法をチェックしたくなるのが当方(不破)の習性。そして先日ニュースチェックをしている際に「これはスゴい!」と思ったものの一つが、【DailyMail】で紹介されていた、羊を使った「クチコミ宣伝動画」のお話。LED(発光ダイオード)を背中に背負わせた無数の羊を操ってその様子を撮影し、さまざまなビジュアルを見せようというものだ。羊は牧羊犬や羊飼いで容易にその動きを制御できることから、その習性をうまく利用して「人文字」ならぬ「羊文字」を作ってしまおうというのがコンセプト。

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主演(?!)の羊たちと、イギリスの大地に広がる羊文字
主演(?!)の羊たちと、イギリスの大地に広がる羊文字

この動画はイギリス・ウェールズ地方の山並みで撮影されたもので、最近よく用いられるようになった「興味関心を引くような動画や静止画などを作り、それがインターネット経由で波及することで、掲載されている商品やサービス、制作会社の名を広めて話題性を高める」という、いわゆる「バイラル広告」(バス・マーケティング)の一種。サムソン電子のLED部門発のものだが、広告云々は別にしても、純粋に動画として楽しめる内容。

制作はBaaa Studsと呼ばれる、羊飼いや撮影スタッフから成るグループによるもの。羊にLEDを載せてその発光場所をコントロールし、色々なビジュアルに見せようという、いわば「羊ドッター」たちによる作品ともいえる。マカロニウェスタン風のスタッフ紹介に始まり、どのようなLEDのカバーを羊に取り付けたかの説明、そして具体的な作品と、その作品の撮影風景が次々に映し出される。

スタッフ紹介の部分では音楽までも「マカロニウェスタン」。
スタッフ紹介の部分では音楽までも「マカロニウェスタン」。

作られた作品は「大きな羊」、羊が固まっているところに牧羊犬を突っ込ませてちりぢりに逃げる様子をうまく使った「花火」、昔懐かしいデジタルゲームの「ピンポン」を模した「羊LEDピンポン(PONG)」、そして細かいパーツをいくつも作り、それを組み合わせた「モナリザ」、終わりに「FIN(終)」の文字。正直「モナリザ」はやや強引な気もするが(笑)、軽快な、そして場面にマッチした曲と共に映し出されるビジュアルは、飽きの来ない面白さを演出している。


花火と「巨大な羊」(LEDは使わず、黒と白の羊で構成)
花火と「巨大な羊」(LEDは使わず、黒と白の羊で構成)

LEDな羊たちイメージ動画を良く見ると分かるが、随所で早回しなどの再生速度の調整が行われている。さらに、動画そのもの(と広告元のサムスン電子)にこの動画に関する詳細な解説がないので、どこまで「本当に撮影したものか」、それとも「合成したものか」(つまり「フェイク」か)を判断することは出来ない。実際、海外のインターネット動画やクチコミ広告系のサイト・ブログでも、これが「実写によるもの」か「フェイクによるもの」か、その混合率(つまりどこまでフェイクなのか)については論議が続いており、判断が難しいところ。

個人的にはフェイクだろうと実写だろうとどちらでも良く、「よくこんなことを考えるものだ」とその発想力に感心すると共に、ビジュアル的な面白さに素直な気持ちでの拍手を贈りたいものだ。

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