【更新】ぜん息リスクを持つ人に向けた6つの室内チェックリスト+α

2009/03/19 12:05

ぜん息イメージ持病にぜん息を持つ人、あるいは日常生活では問題がないものの何らかのきっかけでぜん息状態に陥る人など立場はさまざまなだが、このような人には「ぜん息の発作」が発する「きっかけ」というものがある。【HealthDay】ではこの「きっかけ」についていくつかの事例を挙げ、できるだけその「きっかけ」から離れることで発作を回避する可能性が高まることを提唱している。

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・喫煙をしている人のそばに近づかない。ぜん息持ちの人がいる場所でたばこを吸う場合、別々に区切られ、換気された場所でのみ吸うべきだ。
・室内湿度を30%-50%に保つ。
・加湿器を利用しない。もし使わざるを得ない時には、水を毎日取り替えて、細菌が発生しないようにする。
・料理をしたり皿洗い機を使ったりシャワーを利用する時は、窓を開けるか換気扇を用いる。
・ストーブやヒーターは定期的にチェックしてフィルタを掃除する。
・家の中にホコリやちり、動物絡みのごみ(抜け毛やダニなど)がたまらないようにする。

要は室内の空気を良好な状態(ホコリなどの異物が出来るだけ少ない状態)に保つということなのだが、ここには空気清浄機に関する言及がないのが気になる。「空気中のホコリが問題」というのなら、エアコンや空気清浄機はあってしかるべきなのだが。あるいはアメリカでは「(空気清浄機機能も併せ持った)エアコン、あるいは空気清浄機は必ず存在するもの」という前提なのだろうか。フィルタなどのこまめなメンテナンスは欠かせないが、(空気中のホコリをとるという意味で)空気清浄機はあるに越したことはないだろう。

また、ぜん息つながりで先に【ぜん息の発作における重症度の見極め方】を紹介した際に、日本における重症度の見極め方に関する情報をいただいた。いくつかソースがあるのだが、今回は「せっかくだから」ということで[横浜私立大学サイト内の研究論文(PDF)]を元にしてリスト化してみる。

・ぜん息特有の呼吸(ゼイゼイ言うようなもの)……呼吸は「急ぐ、動くと苦しい」動作は「ほぼ普通」
・軽度(小発作)……呼吸は「苦しいが横になれる」動作は「やや困難」
・中等度(中発作)……呼吸は「苦しくて横になれない」動作は「かなり困難、かろうじて歩ける」
・高度(大発作)……呼吸は「苦しくて動けない」動作は「歩行、会話困難」
・重篤……呼吸は「呼吸減弱、チアノーゼ、停止」動作は「会話や動体困難、錯乱、意識障害など」

当方(不破)は幼いときに小児系ぜん息持ちだったこともあり、内臓疾患で入院するまでは体調不良などがきっかけで時々ぜん息がぶり返すことがあった。入院からさらに数年前に一度、上記リストなら「中発作」に該当するぜん息の発作が夜に起きて、どうしようもなくなり真夜中に救急車を(どうにか)呼んで、病院に担ぎこまれた経験がある。その時は病室で安静にして、点滴を打ってもらうことで落ち着き、事なきを得たが、息がほとんど出来なくなることの恐怖は今でも思い返される。

幸いにも当方は疾患と入院で体質が大きく変化し、ぜん息もどこかに行ってしまったようだが、すべての人がぜん息とおさらばしたわけではない。周囲にぜん息持ちの人がいたら、ぜひとも本人にプレッシャーをかけることなく、さり気ない気遣いをしてほしいものである。

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