ぜん息の発作における重症度の見極め方

2009/03/15 09:40

ぜん息イメージ多くの人には体験したことなど皆無の話ではあるが、ぜん息の発作(asthma attack)が起きた時、その深刻さ・重症度を見極めることが必要になる。発作が発症した本人はその辛さで冷静な判断力を失っていかねないし、第三者はよほどのことがないとその辛さは分かり難いからだ。アメリカ家庭内科医学会(The American Academy of Family Physicians)では、ぜん息発作の重症度をチェックするため、次のような情報を提供している(【HealthDay】)。

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・軽めの息苦しさによるぜん息特有の呼吸(ゼイゼイ言うようなもの)や、軽い呼吸困難は軽度の発作。座っていれば清浄な呼吸が出来、普通に話すこともできるようになる。
・歩いている時や静かに座っている時でも話すのが困難な場合、中度の発作といえる。一文を話し通すにも息継ぎをしなければならなくなる。息を吐くときに大きくゼイゼイ言ってしまうのもよくある症状。
・呼吸が極めて苦しい時、それは重度の発作の兆候。一文どころか単語のいくつかを話そうとする時にも息継ぎが必要になり、緊張や心配を感じることになる。
・極端に疲労感、さらには混乱(錯乱)の症状がある時は重度の発作。すぐに効くタイプのぜん息治療薬以上の処置が必要になる。病院への搬送・来訪が必要。

あくまでこれらはアメリカ家庭内科医学会のガイドラインに過ぎない。状況がヤバいと自分自身が感じた、あるいは端から見てそのように見えたら、ちゅうちょ無く対応する医療機関に連絡を取るなり搬送することをオススメする。

ぜん息は第三者から見た以上に辛く、体力を消耗する。かぜひきや花粉症の時に発するくしゃみが意外に体力を使い、しばらく続けていくと立っても居られなくなるような状態になることを経験した人は多いはず。あれに倍するような消耗を、それこそ呼吸をするたびに行うのだから、疲れないはずがない。さらにぜん息では「息が出来なくなるかも!?」という不安感すら抱え込むことになるので、情緒不安定という点でもくしゃみに倍するリスクが生じうる(と、経験者は語る)。

ぜん息発症者自身がガイドラインを参考に万全の備えをするのはもちろんだが、周囲の人たちもできる限りの理解をして欲しいものだ。

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