【更新】申告後「しまったあれもやっとけば」後悔する人2割を超える

2009/03/10 07:50

確定申告イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年3月9日、確定申告に関する調査結果を発表した。それによると、自分自身の手で確定申告をしたことがある人のうち、確定申告をしたあとで「他にも申告して税金を取り戻せるかもしれなかったのに」と後悔した経験がある人は、3割近くに達していることが明らかになった。またさまざまな理由で「申告すれば税金が戻ってきたのに申告しなかった人」は3割を超えており、ちょっとした手間を惜しんだり知識の不足から、税金の面で損をしている人が多いことがうかがえる([発表リリース])。

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今調査は2009年2月17日から2月20日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は456人。男女比は53.3対46.7で、年齢階層比は20代11.6%、30代46.3%、40代31.6%、その他10.5%。

自営業者など確定申告が義務化されている人もいるが、会社で税金周りの処理をしてくれる会社員(サラリーマン)のため、確定申告など無縁の人が多くを占める(調査母体でも約6割)。しかしその会社員ですら、「確定申告をしなければならない人」もいるし、「しなくても良いけど、すれば払いすぎた税金を取り戻せる人」もいる。特に後者の場合は、知らなかった・知っていてもしなかった人は実質的に「損をしている」ことになるため、事は重大。さらに確定申告を自らする場合も、経費の面などで申告もれをして、その分取り戻せる税金が少なくなってしまうこともありうる。

確定申告をしたけれど、申告を終えた後で「あの項目も申告すれば、もっと税金を取り戻せたかも……」と後悔する人も多く、全体では3割近くに達していた。

申告後に「あれも申告すればよかった!」と思ったことは
申告後に「あれも申告すればよかった!」と思ったことは

時限立法により特別減税をはじめ、特殊事例による減税分は専門家でないと「申告して税金を減らせるか否か」については分からない場合が多い。退職や住宅購入などはよく知られているが、災害や盗難などで資産に被害を受けた場合など、「こんな事例でも税金を減らしてもらえるの?」という項目もたくさんある。結果として払いすぎた場合には、法定申告期限から一年以内なら修正申告をすることでリカバーは可能だが、「面倒くさいからやらなくていいや」とあきらめる人がほとんどだろう。

一方、確定申告をする・しないの段階で、あきらめた、あるいは「申告すれば税金が戻ってくるのに、それを知らずに出来なかった」人も3割強に達している。

確定申告すれば税金が戻ってきたのに申告しなかったことは?
確定申告すれば税金が戻ってきたのに申告しなかったことは?

こちらは年齢階層別の差異はほとんどなく(50歳以上がやや多いが、該当年齢層の数が少ないため、参考値)、女性が多少多い程度。いずれにせよ、税金が戻ってくる権利を持っているのに、(結果として)その権利を行使せずに還付金を放棄した人は多数に及んでいることが分かる。



「申告すれば還付金があるのは知っていたけど、(面倒だ、などの理由から)確定申告をしなかった」人をのぞき、「申告すると税金が戻ってくるのに、それを知らなかった」さらには「確定申告をしたけれども、申告できる項目が他にもあったのにそれを知らなかった・忘れていた」人が案外多いことが分かる。

確定申告イメージ「還付金を受け取らないことで国の財政に貢献しているのサ」と気取るのならそれも一つの考え方だが、そのような記録はどこにも残らないので、自己満足以上のものではないのも事実。そんなことをするくらいなら、しっかりと税金を取り戻した上で、その差額を寄付にあてれば良いだけの話。

今は便利なことに、国税庁をはじめインターネット上で多種多様な税金関連の情報が提供されているし、ツールやソフトも山のように提供されている。また、お金の専門家もあなたの相談を待っている。手取りが増えたり、給与明細の税金の項目が気になりだしたら、もう一歩前へ進んでみてはいかがだろうか。

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