【更新】現物の売り買いだけで市場の雰囲気が決定するわけではないが…海外投資家、六週連続の売り超し(2009/02/26)

2009/02/27 07:30

東京証券取引所は2009年2月26日、2009年2月16日から2月20日(2月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆2785億7401万0000円なのに対し、買い総額は1兆9455億6665万9000円となり、差し引き3330億0735万1000円の売り超しとなった。これは先週に続いて六週連続の売り超しとなる。なお個人・証券会社・法人は買い超しを続けている([最新発表リリース、PDF])。

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2月16日から2月20日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5100億5915万1000円/8455億1360万4000円(3354億5445万3000円買超)
・個人……9220億0506万7000円/1兆0686億9580万5000円(1466億9073万8000円買超)
・外国人……2兆2785億7401万0000円/1兆9455億6665万9000円(3330億0735万1000円売超)
・証券会社……936億2769万7000円/1077億5744万4000円(141億2974万7000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月19日-1月23日……2589億1419万8000円売超
1月26日-1月30日……2368億4041万9000円売超
2月2日-6日……1762億6358万6000円売超
2月9日-13日……2085億7001万1000円売超
2月16日-20日……3330億0735万1000円売超

相変わらず外国人投資家は売り超しのまま。1月初週の「だまし」ともいえる少額買い超しのあと、ずっと売り超しを継続している。今週でついに連続六週目を数えることになる。現物の売り買いだけで市場の雰囲気が決定するわけではないが、出来高が少なくなっている昨今、外国人投資家の取引高を考えると、他の部門と比べて影響力を否定できないのが辛いところ。外国人投資家以外では相変わらず法人が大きく買い超ししており、先週より額も大幅に増やしている。証券会社の買い越し額も前週突然跳ね上がった時の水準を維持。「お値打ち価格」と判断したのか、買い支えているのか……。

次週は特に上げる材料もなく、じわじわと下げ基調が続いている。特に買い進めるだけの材料があるわけではなく、売りを積み増す材料が続々と登場しているのが原因。ファンドがらみの売りも増えているとの話も耳にする。手堅い銘柄での急落も目につくので、外国人投資家が引き続き換金売りを続けている可能性は否定できない。

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