【更新】この一年 テレビの視聴 増減は 「増えた」が2割 「減った」が3割

2009/02/26 08:04

テレビ視聴イメージC-NEWSは2009年2月25日、テレビ視聴に関するライフスタイル調査結果の一部を発表した。それによると、調査母体の中で「この一年で、一日にテレビ番組を観る時間がどのように変化したか」という問いに対し「増えた」とする回答は2割、「減った」とする回答は3割近くに達していることが明らかになった。「増えた」回答は全年齢階層でほぼ一定だが、「減った」回答は若年層ほど多い傾向にあるようだ([発表リリース])。

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今調査は2009年2月9日から14日、自宅でテレビ番組を観る15歳以上のインターネットユーザーに対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1。年齢階層比は15-19歳が50人、20-34・35-49・50歳以上でそれぞれ150人(男女それぞれ)。

娯楽の多角化やテレビ番組の質の変化などで、特に若年層に「テレビ離れ」の傾向が著しいと伝えられる昨今。今調査では「昨年の同時期と比べて、1日にテレビ番組を観る時間はどのように変わったか」という問いを行った。その結果、全体では「増えた」「やや増えた」をあわせた「増えた派」は20%に達していた。一方、「減った」「やや減った」をあわせた「減った派」は29%。9ポイントの差が出る結果となった。調査母体全体ではこの1年間で、テレビを観る時間は減っているようだ。

昨年の同時期と比べて、1日にテレビ番組を観る時間はどのように変わったか
昨年の同時期と比べて、1日にテレビ番組を観る時間はどのように変わったか

全般的に、中高齢者の方がテレビ視聴の時間が長いことは周知の通り。しかしながらその中高齢層に該当する50歳以上においても、男性では「増えた派」-「減った派」は6ポイントでしかなく、女性にいたっては-3ポイントという結果(つまり「減った派」の方が多い)が出ている。直近一年間の差異であり、突然中高齢者のテレビ視聴時間が大きく減じたわけではないが、少なくとも増える傾向にはないらしい、という結果が見える。

それにもまして興味深いのは、男女とも若年層ほど「減った派」の数が多くなること。今調査母体における「増減」ではなく「現時点の視聴時間」が公開されていないので詳細は不明だが、若年層におけるテレビ離れが加速している可能性を示唆するデータといえる。「増えた派」も若干若年層の方が多いのだが、上記にあるような足し引きを数字化すると次のような図になる。

各階層別「増えた派」-「減った派」
各階層別「増えた派」-「減った派」

少なくとも今調査結果からは、若年層、特に男性においてテレビ離れが進んでいること、男性高齢者・中堅女性は逆にテレビ視聴が増える傾向にあることが見て取れる。

地デジへの切り替えというシステム的な切り替えを間近にひかえ、テレビ業界では内外でさまざまな動きが加速している。視聴者側を置き去りにしたような動きには、視聴者も敏感に反応するだろう。今後類似調査の結果が公開されることがあれば、今調査結果との比較もあわせ、再検討したいテーマではある。

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