花粉症の人がほしいもの、空気清浄機と現実逃避、そして……
2009/02/17 06:30

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今調査は2008年12月24日から25日までの間、これまでに春に花粉症になったことがある20-39歳の男女を対象に行われたもので、有効回答数は411人。男女比はほぼ1対1で、年齢階層比は20-24歳が47人、25-29歳が159人、30-34歳が97人、35歳-39歳が108人。
花粉症の症状を持つ人は、その症状がひどくなると「可能ならばこの時期の間は鼻を取り外したい」「ロボットのように鼻を脱着式にして、鼻だけを水洗いしたい」と思ったことが一度や二度はあるはず(経験者は語る)。それがかなわぬ夢であるのなら、せめて少しでもこの症状を和らげる、あるいは辛い時間を忘れさせてくれるもの・体験はないのかということで買いたいもの・体験したいものを複数回答でたずねたところ、もっとも多かったのは「空気清浄機」で実に6割以上を占めていた。

花粉症対策として購入または体験したいもの
逆に考えれば、6割以上の人は(花粉症対策に役立つ)空気清浄機を持っていないことになる。最近では花粉症が社会現象として問題視されるむきもあり、対策を講じた空気清浄機も多数発売されている。ちょっと前までは「個人ベースで空気清浄機なんて必要ないのでは」という考えが支配的だったが、ここまで花粉症が一般化すると、そうも言っていられないようだ。
第二位を後回しにして第三位は「花粉症のない場所への旅行」。花粉症の症状にさいなまれる日々が続くと、現実逃避をしたくなるもの。それが休暇のひと時でしかないとしても、鼻水や目のかゆみを気にしなくて済む、夢のような時間を過ごすことができるのなら、ぜひとも旅行をしたくなるのも理解できる。
そして順位を戻して第二位は「高級ティッシュ」。「品質が悪いものならともかく、それなりの質のものならどのティッシュでも変わらないだろう???」という疑問が沸くのも無理はない。男性たる当方(不破)もそんな疑問が浮かんだ。その疑問に答えてくれるのが、この「男女別の回答率」のグラフ。

花粉症対策として購入または体験したいもの(男女別)

もし(あなたが男性で)身近にいる女性が花粉症で悩んでいたら、高級ティッシュをさっと差し出してみよう。きっと喜んでもらえるに違いない。しかも大変安上がり(!)で、だ。
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