「できるだけ安いお店で買う」が過半数…家計を守るためにやっていることは(最新)

2022/08/14 02:55

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2022-0803新型コロナウイルスの流行による生産拠点での生産力の低迷や流通網の混乱、為替の変動、ロシアによるウクライナへの侵略戦争などを原因とし、昨今ではさまざまな商品やサービスの値上がりが目にとまる。それでは人々は、値上がりの中で家計を守るためにどのようなことをしているのだろうか。今回はソニー生命保険が2022年7月26日に発表した、家計に関する意識などの調査「家計防衛に関する調査」の結果からその実情を確認する(【発表リリース:家計防衛に関する調査2022】)。

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今調査は2022年6月9日から13日にかけてインターネット経由で18-69歳の男女に対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女・年齢階層(10・20代、30代、40代、50代、60代)で均等割り当て。調査協力会社はネットエイジア。

物価の上昇度合いに収入が伴わなければ、当然家計は苦しくなる。人々は家計を守る(家計防衛)のために、どのような行動をしているのだろうか。複数回答で選んでもらった結果が次のグラフ。もっとも多くの人がしているのは「できるだけ安いお店で買う」で51.9%と、選択肢の中では唯一過半数の値を示すこととなった。

↑ 家計防衛のために行っていること(複数回答、上位陣)(2022年)
↑ 家計防衛のために行っていること(複数回答、上位陣)(2022年)

具体的には商品購入の際に、少しでも安いのなら遠くの店でも時間をかけて足を運ぶというもの。例えば安売りのチラシでセールス価格のものを見つけたら、普段は利用していないお店へも積極的に利用する形だ。もっとも最近では価格比較が気軽にできるインターネット通販があるため、安いものを買うのにお店を渡り歩く行為の精神的ハードルは下がっているかもしれない。一方で、いくら安い買い物ができたとしても、そのために往復数時間かける必要があったり、ガソリン代をかけて自家用車で行かねばならなかったりすると、本末転倒なところもあるのだが。

次いで多い回答は「マイバッグ利用」の45.7%。多くの店舗では商品を納めるビニール袋は有料で提供しているため、買い物の際に商品を入れる袋を併せて買うと、その分支払額が増えてしまう。あらかじめマイバッグを持参してその中に買った商品を入れるようにすれば、ビニール袋代は節約できることになる。袋の代金は数円程度だが、ちりも積もれば、というところ。

「値下げシールが貼られた品を買う」は「できるだけ安いお店で買う」と同じように、普段からしている人も多いはず。賞味期限間近の食品でよく貼られる値引きシールに、魅力を覚える人も多いだろう。

「外食をひかえる」は家計における節約話では必ずといってよいほど上位に挙がるものだが、今回調査では第4位にとどまっている。新型コロナウイルスの流行によってすでに外食から中食へのシフトが相当進んでいるため、意図的に外食をさらに減らして節約に努めるという発想はさほど大きなものでなくなっているのかもしれない(それでも4割強の人が意識して行っているが)。

グラフ上に挙がっている行為はどれもが皆、個人ベースで比較的簡単に手掛けられるもので、しかも(金額はともかく)確実に成果が数字となって見えるもの。節約志向が好まれるのも当然だろうという感は否めない。無論、正しい知識の下で行わないと、逆に支出増につながったり、時間や手間というリソースを浪費することになったり、購入や利用によって得られる便益が減り生活そのものが貧しくなってしまったりするのだが。


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