若者が社会課題に関心を持ったきっかけとは(最新)

2022/04/02 03:00

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2022-0324解決すべきと思われる社会全体の問題を社会課題と呼んでいる。若年層の多くが、この社会課題について関心を抱いているようだが、それではなぜ関心を持つようになったのか、そのきっかけは何なのだろうか。連合が2022年3月3日に発表した若年層における社会運動に関する調査「Z世代が考える社会を良くするための社会運動調査2022」から確認する(【連合サイト内世論調査一覧から「Z世代が考える社会を良くするための社会運動調査2022」】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【社会問題への関心がある若者は9割近く、経済・社会や教育に注目(最新)】を参照のこと。



今調査の調査対象母集団では全体で87.0%が社会課題に関心があるとしている。

↑ 関心のある社会課題があるか(属性別)(2021年)(再録)
↑ 関心のある社会課題があるか(属性別)(2021年)(再録)

それでは関心がある人達は、何をきっかけに関心を持つようになったのだろうか。複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。もっとも多くの人が挙げたのは「テレビで見た」で55.1%と過半数の人が同意を示している。

↑ 社会課題に関心を持ったきっかけ(関心がある人限定、複数回答)(2021年)
↑ 社会課題に関心を持ったきっかけ(関心がある人限定、複数回答)(2021年)

単純に社会課題を伝えるニュースだけでなく、社会課題に関する特集のような番組もあり、テレビを介して社会課題を知る機会は多い。内容については事実と異なる、解釈に問題があるものもあるが、社会課題を知り、関心を持つきっかけとしてはテレビが一番身近で気軽にできるものなのだろう。何しろ、例えばニュースの中で伝えられて知り、関心を持つようになるパターンなら、「ニュースを見るという日常行動の中で知り、関心を持つ」ことになり、何も自発的に対象となる社会活動を調べたいという行動をしなくても、知ることができるのだから。

次いで「学校の授業で学んだ」が40.6%。具体的説明は無いが、例えば社会の教科の中で歴史的背景とともに現状を学ぶという機会などが該当するのだろうか。あるいは「総合的な学習」でも機会があるかもしれない。

「ネット記事を見た」「SNSで見た」「動画で見た」など、インターネット経由の情報をきっかけとする意見も多い。時代を感じさせるものがあるが、テレビや学校の授業と比べると、情報の品質や正確性の上では問題となるケースも多々あるため、鵜呑みをしないのが大切ではある。

自分の身の回りで実体験をしたからという観点に該当するのは「自分が課題に直面した」が33.3%、「友人・知人の影響」が20.9%、「家族の影響」が15.4%。自分自身の影響が一番多いのは当然かもしれないが、家族よりも友人・知人の方が多いのは、興味深い話ではある。


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