内容量の多さか、調理が簡便か、価格の安さか、それとも…冷凍食品を選択するときの重視点(最新)

2022/01/21 02:57

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2022-0111電子レンジで解凍するだけで、さらには何もせずに常温に置いておくだけでできあがる、夢のような食材、冷凍食品。多様な種類が存在し、多くの人には食生活の上で欠かせない存在となりつつある。人々は冷凍食品を購入する時に、どのような点を重視しているのだろうか。マルハニチロが2021年10月7日に発表した「冷凍食品に関する調査2021」から、その実情を確認する(【発表リリース:冷凍食品に関する調査2021】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【月1日以上の利用率78.5%…冷凍食品の利用実情(最新)】を参考のこと。

次に示すのは普段、冷凍食品を購入する時に重視していることを複数回答で答えてもらった結果。トップは「おいしさ」で57.1%の人が同意を示した。

↑ 普段、冷凍食品を購入するときに重視していること(複数回答、上位陣)(2021年)
↑ 普段、冷凍食品を購入するときに重視していること(複数回答、上位陣)(2021年)

「おいしさ」を求めるのは、恐らく冷凍食品に限った話ではないのだろう。食品は栄養分を充足できて空腹感を満たせばよいと割り切る人もいるかもしれないが、やはり美味しくいただきたいもの。好きなものを選べるのだから、どうせならば味を楽しめるものを選んで食べたいと考えるのは、ごく自然な話ではある。

次いで「おいしさ」とほぼ変わらない55.5%の値を示したのは「価格の安さ」。お金を自由に使うことができれば、他の重視点も相当程度までは充足できる。しかし現実には予算は限られ、贅沢三昧な使い方をすることは許されない。「価格の安さ」は単に金額だけの話ではなく、他の重視点との兼ね合わせ的な、コストパフォーマンス上のよし悪しを意味するのだろう。その点では「内容量の多さ」もほぼ同義ではある。

次に「調理が簡便」で36.0%。昨今では冷凍食品はレトルト食品同様に、例えば袋のまま電子レンジに入れて指定の時間加熱するだけで完成といった形で、ほとんど手間をかけずに調理することができるようになっている。もちろん食材を冷凍化した形で提供されて実調理の素材として使うようなものも多々あるが、それらは購入の対象にはなり得ないということ。見方を変えれば、自分で調理をするための素材としての冷凍食品は必要がないとする考え方ではある。

注目したいのは「使いきれる容量・個数」の21.3%。冷凍食品は冷凍しておくことで長期保存ができるのが特徴だが、それでも(一度の食事で)使いきれることが求められている。長期保存を必要とすることなく、他の目的(例えば自分が調理できない料理を食べたい、気軽に好きな料理を食卓に並べたい)のために冷凍食品を選ぼうとしているから、「使いきれる容量・個数」で十分だということなのだろう。さらには冷凍庫の容量の問題もあるものと考えられる。

「国内生産」「原材料が国産」は冷凍食品に限らずこだわりを持つ人が多い。冷凍食品に限れば、かつての冷凍餃子中毒事件などを記憶している人も少なくないだろう。

これらの重視点は見方を変えると、選ばれやすい、人気の出る冷凍食品の条件との解釈ができる。「おいしさ」「価格の安さ」「調理が簡便」など、簡単そうではあるが、メーカー側からすればなかなか難しい話に違いない。


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