コロナ禍で冷凍食品を使う機会は増えたのか(最新)

2022/01/20 03:03

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2022-0111電子レンジで解凍するだけで、さらには何もせずに常温に置いておくだけでできあがる、夢のような食材、冷凍食品。多様な種類が存在し、多くの人には食生活の上で欠かせない存在となりつつある。他人との飲食、さらには外出そのものも自粛することが望ましいとされるコロナ禍において、冷凍食品はどのような需要変化が生じたのだろうか。マルハニチロが2021年10月7日に発表した「冷凍食品に関する調査2021」から、その実情を確認する(【発表リリース:冷凍食品に関する調査2021】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【月1日以上の利用率78.5%…冷凍食品の利用実情(最新)】を参考のこと。

コロナ禍においては感染リスクの観点から外食がひかえられるようになり、これまであまり自炊をしていなかった人や自炊する機会が増えた人にとっての助け舟的存在として、また買い物のための外出頻度を減らすために長持ちする食材という点で、冷凍食品の需要はこれまで以上に高まりを見せている。

↑ 冷凍食品を月1日以上利用している人の割合(調査年別)
↑ 冷凍食品を月1日以上利用している人の割合(調査年別)(再録)

コロナ禍以降に冷凍食品を利用する機会が増えたかと明確に尋ねてみると、全体では46.0%の人が増えたと答えている。以前から変わらずなのか、減ったのかは別として、増えてはいないという人は54.0%。

↑ コロナ禍以降、冷凍食品を利用する機会が増えた(属性別)(2021年)
↑ コロナ禍以降、冷凍食品を利用する機会が増えた(属性別)(2021年)

全体では46.0%が「非常にあてはまる」「ややあてはまる」からなるあてはまる派。半数近くの人が、コロナ禍で冷凍食品の利用機会が増えたとしている。

属性別動向を見ると、男女ともに若年層の方が当てはまる派の割合は大きい。これまで外食を利用していた人が、コロナ禍で自粛が求められたことで内食にシフトし、その際に冷凍食品を利用するようになったのだろう。特に30代女性は6割近くの人があてはまる派で、そのうち18.4%が「非常にあてはまる」。

それでは具体的に、コロナ禍で購入する機会が増えたのはどのような冷凍食品なのだろうか。もっとも多くの人が対象に挙げたのは焼き餃子で、調査対象母集団全体比としては19.7%にも達した。なおグラフの項目は全体における上位陣の順番を優先する形で並んでおり、空白部分は値が非公開となっている。

↑ コロナ禍以降、購入する機会が増えた冷凍食品(普段、冷凍食品を自身で購入する人限定、上位陣、男女別)(2021年)
↑ コロナ禍以降、購入する機会が増えた冷凍食品(普段、冷凍食品を自身で購入する人限定、上位陣、男女別)(2021年)

トップは男女ともに焼き餃子。おかずとしても、おつまみとしても用いることができ、量の調整もしやすく、何より美味しい。自分で材料を包んで美味しく焼くのには結構な手間と技術が必要だが、冷凍食品ならばフライパンで焼く、あるいは電子レンジで加熱するだけ。コロナ禍での内食化にあわせて、焼き餃子を選択するのも理解はできる。

次いで多いのはチャーハン、そしてから揚げ。冷凍食品では焼き餃子と並び定番アイテムではあるが、回答者自身だけでなく家族の分も併せて料理する必要があることを考えると、子供が好きそうなものなのも人気の理由の一つなのだろう。

男女別ではトップの焼き餃子、それに続くチャーハン、から揚げの並びは男女で変わりはないものの、第4位以降では違いが生じている。女性はブロッコリーが第6位に入っているのをはじめ、枝豆・茶豆やほうれん草など緑系の食材が複数上位に入っているのが特徴的ではある。普段の食生活が反映されているのだろう。


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