小学生男子が将来つきたい職業、トップはプロサッカー選手(最新)

2021/06/28 03:42

このエントリーをはてなブックマークに追加
2021-0623小学校という義務教育の教育機関に通うようになり、社会の仕組みのあれこれを学び、将来の自分の姿をイメージするようになる小学生。その小学生は将来どのような職業につきたいと考えているのだろうか。学研教育総合研究所が公開している「小学生の日常生活・学習に関する調査」の結果から、小学生男子の実情について確認する(【白書シリーズWeb版】)。

スポンサードリンク


今調査の調査要項は先行記事の【小学生の就寝時刻(最新)】を参照のこと。

最初に示すのは小学生のうち男子に対し、将来つきたい職業を択一で尋ねたもの。上位陣を抽出している。

↑ 将来つきたい職業(小学生男子、上位陣)(2020年)
↑ 将来つきたい職業(小学生男子、上位陣)(2020年)

トップについたのは「プロサッカー選手」。小学生男子の6.0%が将来はプロサッカー選手になりたいと思っている。次いで「警察官」が5.5%、「プロ野球選手」が5.2%。ユーチューバーなどの「ネット配信者」になりたいという小学生男子も4.7%いる。また「eスポーツ・プロゲーマー」も2.2%おり、インターネット系の新しい職業に憧れを抱く小学生男子が少なからずいることが見受けられる。

プロスポーツ選手や公務員、研究者、創作系などはよく聞く憧れの職業ではあるが、上位陣に「ネット配信者」などが入るあたり、時代の流れを感じさせるものではある。それだけ小学生男子の目には、素晴らしい職業に見えているということだろうか。

次いでこれを各学年別に区分したのが次のグラフ。正確には各学年で5%以上の職業を抽出し、他の学年でも回答値が公開されていれば当てはめている。値は原則2%以上の公開なので、空欄部分は回答値が2%未満であることを意味する。

↑ 将来つきたい職業(小学生男子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2020年)
↑ 将来つきたい職業(小学生男子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2020年)

小学生男子全体ではトップの「プロサッカー選手」は小学2年生で突出した値が出ているが、どの学年でも一定した値は維持されている。「プロ野球選手」「ネット配信者」「研究者」なども同じようなパターン。ただし「プロ野球選手」「ネット配信者」は高学年になると値が落ちるような傾向とも読むこともできる。高学年では「警察官」「運転手」「会社員」など手堅く見える職業が上位に多く見られることから、小学生男子においても年齢とともに単純な憧れよりも、堅実性を求めるようになるのかもしれない。

他方「eスポーツ・プロゲーマー」は小学校4年生以上でしか値が出ていない(それ以下の学年では回答者がゼロ人か、回答値が2%未満)が、これは単純に低学年ではeスポーツ・プロゲーマーの存在を知らない、職業として認識されていないからかもしれない。その観点では似たような立ち位置の「ネット配信者」の方が、より身近な存在なのだろう。

なお白書でも指摘されているが、将来つきたい職業に対し「分からない」とする回答は、おおよそ学年が上になるに連れて増える傾向がある。

↑ 将来つきたい職業(小学生男子、「分からない」)(2020年)
↑ 将来つきたい職業(小学生男子、「分からない」)(2020年)

白書ではこの傾向について「好きなもの・得意なことを見つけて将来の夢を描く子がいる一方で、高学年になるにつれ、自身が何をやりたいのか、迷い出す子が増えるようだ」と解説している。社会のあれこれを知るようになり、選択肢が増えてどの職業を選ぶべきか迷ってしまうのかもしれない。


■関連記事:
【なんでだろう? 「将来つきたい職業がある」高校生が減少傾向に】
【小学生が将来就きたい職業、男の子は「野球選手」・女の子は「料理人」。それでは親の願いは?】
【小学生や中学生の数の推移(最新)】

スポンサードリンク


関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2021 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS