新社会人の悩みごと、トップは「先輩・上司との接し方」(最新)

2021/04/24 05:21

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2021-0422学生生活に別れを告げ、就業し企業を支える一員として歩み出す新社会人にとって、頭を抱えてしまうこととの遭遇は容易に想像できる。これまで知らなかった、未経験の環境で長い時間を過ごすことになるからだ。それでは実際に、新社会人は入社後にどのような事柄に頭を抱えたのか、ソニー生命保険が2021年4月21日に発表した、新社会人に対して行った意識調査の結果から、その実情を確認していくことにする(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2021】)。

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今調査の調査用件は先行記事【新社会人への「つうこんのいちげき」となる言葉とは!?(最新)】を参照のこと。

次に示すのは調査対象母集団のうち社会人2年生、つまり新社会人として1年間の就業を果たした人に対し、新社会人として入社した後、どのようなことに困ったかについて、複数回答で尋ねた結果。最上位についた、つまりもっとも多くの新社会人が困ったことは「先輩・上司との接し方」だった。34.0%、1/3を超える人が同意している。

↑ 入社後に困ったこと(社会人2年生対象、複数回答、上位陣)(2021年)
↑ 入社後に困ったこと(社会人2年生対象、複数回答、上位陣)(2021年)

大学卒の人ならばサークル活動、高卒の人でも部活動などで先輩、さらには教授や教師といった上司的存在と接する機会は多々あったはずだが、社会人としての付き合いとなると、それらと同じような接し方では問題があるのは言うまでもない。テンプレートのようなものがあったとしても、それがすべて通用するわけではない。環境や相手次第で臨機応変に対応しなければならず、実経験を経て学んでいくしかないのが常。これまでとはまったく異なる対人関係の築き方に戸惑いを覚える人が多いのも当然の話。

次いで多いのは「仕事のモチベーションの上げ方」。要は自分の仕事に対する熱意が生じてこないというものだが、詳細は設問からだけでは分からないものの、自分の希望する会社に入れなかった、部署に配属されなかったなどで、自分の仕事へのやりがいを見い出せないのだろう。あるいは新入社員ということで下積み的なこと、研修のような作業をさせられているのが(その必要性を理解できず)やる気を失わせる原因なのかもしれない。

他方、「仕事の進め方」「報告・連絡・相談の仕方」「敬語の使い方」など、会社側、特に上司や教育担当者などの怠慢によるものと思われる項目が上位についているのは気になるところ。新人教育に問題がある会社が多いということなのか、新人教育についてこれない人が多いのか。

毎年就活シーズンになると話題に上るネタ「電話対応」「メールの書き方」「パソコンの使い方」も多くの新社会人が悩んでいる。インターネットやスマートフォン、そしてソーシャルメディアの普及で(固定)電話による通話やメールを使う機会は減り、さらにパソコンそのものに触れる機会も少なくなっている。電話対応やメール、パソコンの使いこなしを会社側が求めるレベルにまで高めるのに難儀する新社会人が多いのは事実のようだ。

今件について男女別で再集計した結果は次の通り。

↑ 入社後に困ったこと(社会人2年生対象、複数回答、上位陣、男女別)(2021年)
↑ 入社後に困ったこと(社会人2年生対象、複数回答、上位陣、男女別)(2021年)

複数回答形式ということもあるが、少なくとも上位陣においてはすべての項目で男性よりも女性の方が高い値を示している。それだけ女性の方が困りごとが多いと見ればよいのだろうか。

男女別の差異を見ると、トップ3は同順位ではあるが、第4位は男性では「報告・連絡・相談の仕方」なのに対し、女性は「電話対応」となっている。男女それぞれで実際に手掛ける業務の違いが、そのまま困りごとにつながっているのだろう。


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