携帯電話の契約数の実情をグラフ化してみる(最新)

2020/09/30 05:24

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2020-0928今や日常生活には欠かせない存在となった携帯電話。一人で複数台の契約をして使いこなしている人も少なくない。それでは実態として、現在どれぐらいの携帯電話が契約されているのだろうか。総務省が2020年8月4日付で公開した、2020年版となる最新の【情報通信白書】の内容を用い、その実情を確認していく(【発表リリース:令和2年「情報通信に関する現状報告」(令和2年版情報通信白書)の公表】)。

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最初に示すのは携帯電話の契約数を経年推移で見たもの。

↑ 通信サービス加入契約数(万件)
↑ 通信サービス加入契約数(万件)

1997年時点では第2世代携帯電話のみで2088万件。2001年5月には3G(第3世代携帯電話)のサービスが始まり、契約数もグンと伸びていく。2009年7月にはBWA、2010年12月にはLTE(3.9-4世代携帯電話)のサービスが開始され、それぞれの契約数が増えていくが、一方で2G(第2世代携帯電話)のサービスが2012年7月に終了して契約数はゼロとなり、3Gも漸減していく。

契約数の総計は増加を続け、2019年時点では2億4405万件となっている。1997年時点からは12倍近くの増加となる。

それぞれの年の総数に対する比率を計算した結果が次のグラフ。

↑ 通信サービス加入契約数(対総数比率)
↑ 通信サービス加入契約数(対総数比率)

当初は当然2Gしかなかったが、次第に3Gが勢いを増し、最大で98.1%まで拡大していく。しかしその後はLTEやBWAの契約数が伸び、また3G自身も減っていくことで比率を減らし、直近の2019年時点ではLTEが最大の56.0%、BWAが27.1%、そして3Gは16.9%となっている。

これだけ多くの契約が行われているのが現状だが、それでもまだ日本国内で携帯電話のサービスエリア外に住んでいる人はそれなりにいる。

↑ 携帯電話のサービスエリア外人口(万人)
↑ 携帯電話のサービスエリア外人口(万人)

2009年時点ではエリア外人口は15.5万人だったが、直近の2019年では1.3万人にまで減少している。この値が事実上のゼロになるまで、事業者の努力は続けられるのだろう。

なおこの携帯電話のサービスエリア外人口には少数ながらサービスエリア化を希望しない人もカウントされている。それを除くと2019年時点では1.1万人とのことである。


■参考記事:
【光回線は54.5%…自宅パソコンのインターネット接続回線の種類をグラフ化してみる(最新)】
【IP電話が漸増するも全体では減少…固定電話の加入契約者数の移り変わりをグラフ化してみる(最新)】
【携帯・PHSなど合わせて202.7%の普及率…総務省、2020年3月末の状況を発表(最新)】

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