若者とお年寄り、音楽の聴取方法の違いをグラフ化してみる(最新)

2020/04/24 05:22

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2020-0422音楽を聴く方法は多様にわたるが、どの方法を使うのかは人それぞれ。普段の生活に密着した手段を用いることが多いため、必然的に日常生活のスタイルが透けて見える傾向となる。今回は日本レコード協会が2020年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2019年版(公表版)」の結果を基に、音楽の聴取方法の傾向について、年齢階層別などで確認していくことにする(【発表リリース:2019年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

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調査対象母集団の要項は今調査に関して先行する記事【年齢階層別の「音楽との付き合い方」をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのは音楽聴取者限定における、具体的な音楽聴取の方法を尋ねた結果。代表的な選択肢を抽出してグラフにしている。

↑ 音楽聴取方法(複数回答、音楽聴取者限定)(2019年)
↑ 音楽聴取方法(複数回答、音楽聴取者限定)(2019年)

物理メディアの代表ともいえる音楽CDはどの層も大体同じぐらいの利用状況。他方、インターネットを用いたサービスでは、定額制音楽配信サービス、YouTube、無料音楽アプリ・サービスともに、若年層ほど利用している人が多く、年齢が上になるに連れて少なくなっていく。よく見ると一定額の支払が必要な定額制音楽配信サービスは12-19歳では値が落ちているのに対し、無料でも利用できるYouTubeと無料音楽アプリ・サービスでは12-19の値がもっとも高くなっていることから、金銭的なハードルが12-19歳においては大きく影響しているものと考えられる。

利用者による実行動で聴取することが可能となる方法としては、カラオケやコンサート・ライブ(ソロ)は若年層ほど利用者が多く、高齢層ほど少なくなる。しかしテレビはむしろ高齢層ほど利用する人が多くなるのは興味深い。

男女別で見ると、定額制音楽配信サービスやYouTubeは男性の方が利用する人は多いが、それ以外では女性の方が多い。特にカラオケ、テレビ、コンサート・ライブ(ソロ)のような実行動での聴取方法では、男性との差が大きく開く形で女性の利用者が多い結果が出ている。女性の方が音楽には積極的になる傾向があるということなのだろうか。

ちなみにテレビと同じ電波媒体のラジオはこのような状況となっている。

↑ 音楽聴取方法(複数回答、音楽聴取者限定、ラジオ)(2019年)
↑ 音楽聴取方法(複数回答、音楽聴取者限定、ラジオ)(2019年)

女性よりも男性の方が利用者が多いのは注目に値する。そしてテレビ同様高齢層の方が多く利用しているのは、電波媒体特有の「無料で気軽に受け身で利用できる」という特性からだろうか。昔からの手段として広く普及しているのも要因には違いないが。


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