TikTokの利用状況をグラフ化してみる(最新)

2019/11/11 05:10

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2019-1103モバイル端末向けとして提供されている短時間動画共有サービスTikTok。中国製のサービスとして2016年に運用を開始し、一発芸的な動画の編集・投稿・共有場として大いに人気を博し、日本にも急速に広まりを見せつつある。今回は総務省が2019年9月13日に情報通信政策研究所の調査結果として公式サイトで発表した「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の公開値を基に、日本におけるTikTokの利用状況を確認する(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。

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調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間をグラフ化してみる】を参考のこと。

次に示すのは、TikTokの利用をどの種類の端末から行っているかに関する回答値。回答時点で動画・画像の閲覧のみで利用しているか、書き込みや投稿をしているか(設問では単に「書き込む・投稿する」とある)。そして利用する際の端末はパソコン(ノートパソコン、デスクトップパソコンを問わず。またタブレット端末も今件では含んでいる)か、携帯電話(従来型携帯電話、スマートフォンを問わず)かについて尋ねている。また単純な利用状況は「いずれからも利用していない」の値から逆算したもの。

↑ TikTokの利用状況(利用スタイル・端末種類問わず)(2018年)
↑ TikTokの利用状況(利用スタイル・端末種類問わず)(2018年)

↑ TikTokの利用状況(複数回答、利用スタイル別・属性別)(2018年)
↑ TikTokの利用状況(複数回答、利用スタイル別・属性別)(2018年)

全体の利用率は10.3%。およそ10人に1人は何らかの形でTikTokを利用している計算になる。男女別では女性の方が、年齢階層別では若年層の方が利用率は高い。特に10-20代の利用率は圧倒的で、10代では4割近くが利用してる計算になる。逆に30代以降は1割を切っているのが実情。

利用スタイル別・属性別では、元々パソコン経由での利用はあまり想定されていないこともあるが、携帯電話経由での利用率が高い。男性はほとんど投稿をしていないが、女性は携帯電話経由での投稿率で2.7%を示している。10代に限れば携帯電話経由ではあるが37.6%の閲覧、そして7.8%もの投稿。20代でも携帯電話経由で18.7%が閲覧、4.3%が投稿している。ツイッターも似たような傾向ではあるが、それ以上に圧倒的な若年層による、ほぼモバイル端末に特化した利用状況であることがうかがえる。

TikTokの動画はブラウザ経由でパソコンなどから自由に視聴、さらにはダウンロードができるようになっており、他のサービスへの拡散も容易な仕様なのが特徴。実際、他のソーシャルメディアでもTikTokの動画が掲載される機会が増えているのが実情である。動画による一発芸的なネタは言語を超えてウケを狙え、評価される可能性を秘めていることから、今後日本にもさらに普及していくことだろう。


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