難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか、小学生は7割が肯定的…小中学生のチャレンジ精神の実情(最新)

2021/10/27 03:29

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2021-1012何事にも困難さやリスクは存在するが、それを勘案した上で手掛けないと、新しい行動を起こすことは不可能に近い。可能性を見極める慎重さは必要だが、失敗を恐れていては何もできないに等しい。いわばチャレンジ精神ともいえる、難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか否かの意欲について、小中学生の実情を、文部科学省が2021年8月31日に発表した全国学力・学習状況調査の最新版による公開値を基に確認していくことにする(【発表リリース:令和3年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果について】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【小学生2.15時間、中学生2.31時間…増加傾向にある小中学生のテレビゲーム時間、そして学力テストとの関係は(最新)】を参照のこと。

次に示すのは具体的な事例は挙げずに自分の行動性向について「難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか」との問いに当てはまる度合いを答えてもらった結果。小学生では「当てはまる」と「どちらかといえば当てはまる」を合わせ約7割が挑戦すると答えている。一方で中学生は6割台半ばにとどまっている。

↑ 難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか(学校種類別)(2021年度)
↑ 難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか(学校種類別)(2021年度)

先行記事の【将来の夢や目標を持つ小学生は約8割…小中学生の自己肯定や将来への願望の実情(最新)】でも言及しているが、小学生よりも中学生の方が世の中の広く深いことを知り、物事を考えるようになり、より慎重な姿勢を示すようになるからだろうか。

この設問に関して経年変化を見たのが次のグラフ。肯定意見の「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」の合算値の推移を見ている。

↑ 難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか(「当てはまる」+「どちらかといとえば当てはまる」、学校種類別)
↑ 難しいことでも失敗を恐れずに挑戦するか(「当てはまる」+「どちらかといえば当てはまる」、学校種類別)

ややぶれがあるものの、小中学生ともにチャレンジ精神は少しずつ増加しているように見える。特に中学生は2009年度から2019年度の間に8.2%ポイントも増えているのが印象的。それゆえに、直近年度の2021年度で小中学生ともに大きな減少を示したのは気になる動きではある。新型コロナウイルスの流行による長期間の休学が、小中学生のチャレンジ精神に影響をおよぼしたのだろうか。


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