アメリカ合衆国の子供達のソーシャルメディア利用実情をグラフ化してみる(最新)

2019/02/03 05:07

2019-0123多くの子供達にスマートフォンが浸透している昨今において、それを用いて容易に利用ができるコミュニケーションツールのソーシャルメディアもまた、急速に普及が進んでいる。むしろ逆で、ソーシャルメディアの普及がスマートフォンの浸透を後押ししているとも表現できる。今回はアメリカ合衆国の子供達の間でどのソーシャルメディアが使われているかの実情について、同国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年11月28日に発表した調査報告書【Teens’ Social Media Habits and Experiences】から確認していくことにする。

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今調査の調査要綱は先行記事の【アメリカ合衆国の子供達は普段からどのようなことをソーシャルメディア上に投稿しているのだろうか(最新)】を参考のこと。

次に示すのは調査対象母集団におけるソーシャルメディアの利用実情を、複数回答で答えてもらった結果。普段から使っているとの前提なので、アカウントは持っているがほこりをかぶっているようなものは対象外となる。また、全体に対する比率であり、ソーシャルメディア利用者やインターネット利用者ではない。例えばYouTubeは85%とあるので、アメリカ合衆国の13-17歳の子供全体の85%が、普段からYouTubeを利用していると認識していることになる。さらに「利用」は単に閲覧している場合も該当し、投稿の有無は問われていない。

↑ 普段利用しているソーシャルメディアは(アメリカ合衆国、13-17歳、複数回答)(2018年)
↑ 普段利用しているソーシャルメディアは(アメリカ合衆国、13-17歳、複数回答)(2018年)

挙げられた選択肢の中ではもっとも使われているのはYouTubeで85%。投稿をしなくても閲覧だけでも利用していると判断されるので「普段から利用している」と認識する人も多いのだろう。

次いでInstagramが72%。自撮りをはじめとした写真の投稿をしたり、他人の投稿写真を眺めたりなど、趣味の宝物集めとその自慢し合い的な場として盛り上がりを見せ、「Instagrammable(インスタ映え)」なる言い回しも登場するほど。若年層の間で普及しているとの話はよく見聞きするが、今調査では7割以上の人が普段利用していると認識している。次いでほぼ同率でSnapchatが続いているが、機能としては似たようなものを実装している。

続いてFacebookが51%。その成り立ちと利用スタイルを思い返すに、もう少し利用率は高いもののような気もするが、現実としては半数程度しかいない。「普段利用」における回答なので、アカウントを取得しておき、必要な時にのみ利用するという使い方をしているのかもしれない。いずれにせよ、日常生活に浸透しているとは表現し難い。

Twitterは32%。上位の他ソーシャルメディアと比べると随分と低い値だが、見方を変えれば3人に1人近くはTwitterを普段から利用していることになる。TumblrやRedditは1割未満。あまり使われている様子ではない。

属性別、特に男女別や、さらには利用頻度の実情も知りたいところだが、残念ながら今報告書ではその類の値は見当たらない。とはいえ、アメリカ合衆国の子供達が普段からよく利用しているソーシャルメディアが何なのか把握できただけでも価値ある内容だろう。他方、日本で同じような調査をした場合には、ソーシャルメディアの区分に納めるか否かが問題となるが、LINEが上位陣に入るに違いない。


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