米豪尼比は大いに好印象だが…諸外国の日本への印象をグラフ化してみる

2018/12/18 05:25

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2018-1208日本人一人一人にはあまり大きな影響を与えるわけでは無いが、日本が他国からどのような印象を持たれているかは気になる話に違いない。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerの調査【Despite Rising Economic Confidence, Japanese See Best Days Behind Them and Say Children Face a Bleak Future】の結果を基に、諸外国が日本にどのような印象を抱いているのかについて確認していくことにする。

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今調査の調査要綱は先行記事【経済状態、現状への満足感、子供が成長する頃の経済状態…3つの視点から日本の実情認識をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのはアメリカ合衆国、オーストラリア、インドネシア、フィリピン、韓国の人達に対し、日本にどのような印象を持っているかについて「強い好印象」「好印象」(以上好印象派)「悪印象」「強い悪印象」(以上悪印象派)の中から回答者自身の心境に一番近いものを選んでもらった結果。

↑ 日本の印象(2018年)
↑ 日本の印象(2018年)

好印象派の値はフィリピンがもっとも高く83%、次いでオーストラリアの81%、アメリカ合衆国とインドネシアの68%が続く。アメリカ合衆国とインドネシアがやや低めに出ているのは、その他・非回答者が多く圧迫しているからに他ならない。

他方、韓国では強い好印象が3%に留まり、好印象も32%、合わせて好印象派は35%でしかない。今回の調査対象国となった5か国では唯一、悪印象派の方が高い結果が出ている。

報告書で一部伝えている属性別動向だが、韓国では50歳以上では好印象派は28%でしか無いが18-29歳では47%に達しているとのこと。また、アメリカ合衆国やオーストラリア、インドネシアでは高世帯所得者の方が低世帯所得者よりも好印象の値が高いと伝えている。

それでは現在の日本の行政府のトップである安倍総理に対し、これらの国はいかなる印象を抱いているのか。世界の安定と正しい方向への歩みに貢献していると思うか否かについて尋ねた結果が次のグラフ。参考値として日本人自身に尋ねた結果も併記しておく。

↑ 日本の安倍総理は世界の安定と正しい方向への歩みに貢献していると思うか(2018年)
↑ 日本の安倍総理は世界の安定と正しい方向への歩みに貢献していると思うか(2018年)

日本そのものの印象に関する質問同様、フィリピンの肯定的な意見が高い値で出ており、オーストラリア、アメリカ合衆国がそれに続く。インドネシアがやや低い値に留まっているが、これもやはりその他・非回答の値が高く他の具体的選択肢の回答率を圧迫しているため。日本自身は肯定的な意見・否定的な意見双方がほぼ拮抗しているのが興味深い。

他方韓国は印象に関する質問以上に肯定派の値が低く、否定派が高い結果が出ている。強い否定を意味する「まったくそう思わない」の選択肢だけで半数近い49%、「あまりそう思わない」まで含めると88%となる。肯定的な意見は1割しかない。よほど日本にネガティブな思いを抱いているに違いない。


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