大手契約のスマホで平均6309円…携帯電話の月額支払い料金の実情(最新)

2021/07/24 03:47

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2021-0706携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方)は今や日常生活において欠かせない存在に違いなく、多くの人がそれこそ呼吸するかのような感覚で利用している。一方で利用する人が増えるとともに、その利用に対する費用の負担が問題視されている。それでは実際に、携帯電話の利用による費用はどれほどのものなのだろうか。総務省が2021年6月18日に詳細値を発表した「通信利用動向調査」の公開値を基に、その実情を確認する(【発表ページ:通信利用動向調査】)。

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今調査の調査要項は先行する解説記事【自宅パソコンのインターネット接続回線の種類をグラフ化してみる】で解説済みなので、そちらを参照のこと。

次に示すのはそれぞれの条件に合致した携帯電話を利用している人における、その端末の利用で支払っている通信料金の月額(税別)について、調査結果を基に概算平均値を算出したもの。無回答者を除いた上での計算で、端末代金の分割支払金や、コンテンツ代金は含まれない。

まずは従来型携帯電話を主要キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)で利用している人。全体平均では3453円。

↑ 従来型携帯電話の月額の通信料金(従来型携帯電話をNTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2020年)
↑ 従来型携帯電話の月額の通信料金(従来型携帯電話をNTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2020年)

男女ともに6-12歳で低い値が出ているのは、防犯用として保護者に持たされているケースが多々あるからだろう。実際に使う機会がほとんど無ければ、料金も安いものとなる。子供向けの格安の料金プランも多数用意されている。

男性は20代、女性は30代が通信料金のピークで、ピークでは男性よりも女性の方が安い。この年齢階層では通話やインターネットの利用など、女性よりも男性の方が積極的に行っているようだ。そのピーク以降はおおよそ漸減していく。

世帯年収別では法則性の類は見受けられない。1000-1500万円未満ぐらいまでは漸増しているように見える程度。世帯年収が低くても通信料金を抑えるような使い方は難しい、そもそも基本料金程度でこのぐらいの値に達してしまうと見るべきだろうか。

続いてスマートフォンを主要キャリアで利用した場合。全体平均は6309円で、従来型携帯電話の1.8倍程度。

↑ スマートフォンの月額の通信料金(スマートフォンをNTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2019年)
↑ スマートフォンの月額の通信料金(スマートフォンをNTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2019年)

6-12歳における通信料金が安くなるのは従来型携帯電話と同じ理由で、防犯用として利用されていることや、子供向け利用プランを活用しているため。ピークは男性では40代だが20代・30代もほぼ同じ額。一方女性は30代がピーク。平均額は女性より男性の方が高め。

世帯年収別では従来型携帯電話以上に、属性別の差が出ていない。200万円未満がやや低めに見える程度。大体統計上の誤差の範囲で、6000円強が平均というところか。スマートフォンの通信料金に関しては、世帯年収による差異は無いと見てよい。

最後はスマートフォンをMVNOで、いわゆる格安スマホとして利用している人。

↑ スマートフォンの月額の通信料金(スマートフォンをMVNOで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2020年)
↑ スマートフォンの月額の通信料金(スマートフォンをMVNOで利用している人、概算平均、消費税抜き、円)(2020年)

平均額は3087円。通常のスマートフォンの平均額となる6309円の半分足らずにとどまっている。格安スマホと呼ばれるだけあり、実際の通信料金も安く抑えられている実情が分かる。

年齢階層別の傾向は見出し難いが、やはり6-12歳では低い値。また世帯年収では傾向のような動きは見出しにくい結果が出ている。



全体として従来型携帯電話、スマートフォン、格安スマホそれぞれにおける月額の通信料金の実情がつかみ取れるのは、非常に有意義な話に違いない。

一方で今件はあくまでも通信料金のみ。各種コンテンツ利用料は別途のものとなる。利用スタイルによっては、この通信料金の何倍もの支払いをしている人もいることだろう。


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