コンビニ店舗数の現状をグラフ化してみる

2018/02/18 05:00

多種多様な商品だけで無くサービスも提供する、多彩で便利な総合商店ことコンビニエンスストア(コンビニ)。先の震災以降は特に生活拠点的存在として地域社会に貢献し、人々の日常生活には欠かせない存在となりつつある。そのコンビニは現時点で日本国内では何店ほどあるのだろうか。コンビニ経営各社や業界団体の公開資料を基に、現状を確認していく。

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まずは全体としてのコンビニ店舗数の実情。これは年度ベースで業界団体の日本フランチャイズチェーン協会が公開している資料を基にしている。

↑ コンビニ店舗数推移(店)
↑ コンビニ店舗数推移(店)

取得可能な最古の値である1983年度では6308店。これが少しずつ増加し(1987年度に一度落ちているのは、他の業態との仕切り分けで調整が行われたらしい。フランチャイズチェーン全体数は漸増のまま)、今世紀に入ってからは増加度合いがやや緩やかになったものの、2010年度辺りから再び増加度合いが加速。2012年度には節目となる5万店を突破した。直近の2016年度(2017年3月末)では5万7818店となっている。

続いて直近となる2018年1月時点での主要コンビニの店舗数。チェーン店によっては年次ベースでのみの店数公開もあるため、現時点で取得できる最新値を適用している。また、最近駅などで見かけるようになったミニスタイルのコンビニや、他業者・グループ内他社との合弁的店舗(ファミリーマートにおけるTOMONYが好例)なども原則的に加算されている。

↑ 主要コンビニ店舗数(2018年1月)(店)
↑ 主要コンビニ店舗数(2018年1月)(店)

もっとも店数が多いのはセブン-イレブンで2万0033店。【セブンイレブンの国内店舗数が2万店突破】にもある通り2018年1月末時点で2万店突破を公知している。次いでファミリーマートの1万4572店、ローソンの1万3930店。ファミリーマートとローソンは少し前まで順位が逆だったが、ファミリーマートとユニーとの統合により、サークルKサンクスが逐次ファミリーマートに転換していることもあり、順位が入れ替わる事態が生じることとなった(2018年8月末までに、原則としてすべてのサークルK・サンクスがファミリーマートブランドへと転換される予定)。現状ではこの3フランチャイズが、日本におけるコンビニの御三家と見てよいだろう。

余談ではあるが時系列が取得可能な5チェーン店における、店舗数の推移が次のグラフとなる。

↑ 主要コンビニ店舗数推移(店)
↑ 主要コンビニ店舗数推移(店)

上位3チェーンの店舗数増加具合はほぼ同じようなものだったが、ローソンがいくぶん緩やかな増加だったのに加え、ファミリーマートとユニーとの統合によりサークルKサンクスが急速に値を落とし、それに伴いファミリーマートが急増してローソンを追い越した状況がよく分かる形となっている。

昨今では病院や大学、駅などの公的な場所へのコンビニ(ミニサイズのものも含む)もしばしば目に留まるようになった。利用する人には便利で、その場所を管理する側にも利用者への便宜性の向上を提供できるためにプラスとなり、フランチャイズチェーン側も商域の拡大や店舗数の増加に伴いスケールメリットを得られることになるため、積極的な展開が行われている。今後もコンビニ店数はさらに増加していくに違いない。


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