都道府県別の平日就寝時刻をグラフ化してみる(最新)

2017/12/08 05:16

2017-1127職業柄一日の活動サイクルがずれている人もいるが、大よその人は朝起きて昼間は活動し、夜には床に就く。しかし起床時刻や就寝時刻は人により、個々の環境により、また地域によって違いを見せるという意見もある。今回は総務省統計局が2017年7月14日以降順次結果を発表している2016年社会生活基本調査の結果を用いて、都道府県別に就寝時刻の実情を確認していくことにする(【平成28年社会生活基本調査】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのは都道府県別の平日における平均就寝時刻。10歳以上を対象にしている。冒頭でも触れている通り、地域そのものの特質に加え、年齢階層別の人口構成比や産業構造などにも影響されることを念頭に入れておく必要がある(【一番夜更かししているのはどの層? 年齢階層別就寝時刻をグラフ化してみる(最新)】でも解説の通り、男女を問わず子供はやや早くに寝るが、大学生でもっとも就寝時刻は遅くなり、以降は年と共に就寝時刻が早まる傾向にある)。

↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)
↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)

全国平均は23時12分。沖縄県がややイレギュラー的動きをしているが、それ以外は大よそ大都市圏ほど就寝時刻が遅くなる傾向があるように見える。人口構成比の上で大都市圏ほど若年層が多く、その分平均就寝時刻を遅くしているのだろうか。

これだけでは少々分かりづらいところもあるため、上位陣と下位陣をそれぞれまとめたのが次のグラフ。

↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)(上位陣)
↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)(上位陣)

↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)(下位陣)
↑ 都道府県別就寝時刻(2016年、平日、時:分、10歳以上)(下位陣)

まずは上位陣、つまり早寝地域。トップは秋田県の22時33分で、青森県の22時38分が続く。大よそ人口が多くは無い地方で占められている感はある。

他方下位陣、つまり夜更かし地域では京都府の23時34分がトップ。次いで東京都の23時32分、大阪府の23時32分。上位陣の地域と比べると、明らかに人口密集地域で起床時刻が遅いように見受けられる。

また先行記事【都道府県別の平日起床時刻をグラフ化してみる(最新)】で確認した平均起床時刻の上位陣・下位陣と比較すると、大よそ起床時刻の早い場所は就寝時刻も早く、起床時刻の遅い場所は就寝時刻も遅いことが確認できる。例えば京都府は就寝時刻が全国で一番遅いが、起床時刻も全国でもっとも遅い。

就寝時刻が何時何分になるかは個々の理由によるところが大きく、地域によるものというよりは他の属性に連動するところが大きく、その属性の比率が間接的に地域の差異を見出していると考えた方が無難ではある(無論日の入り時間の違いで、多少の地域差は生じるだろうが)。今件はあくまでもトリビア的なものとして知っておくと考えた方が無難だろう。


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