プライベートでスマホやパソコンを用いてインターネットを使っているのはどの時間帯なのかをグラフ化してみる(最新)

2017/11/24 04:55

2017-1116パソコンもスマートフォンも基本的にインターネットに接続することで、多様な需要に応える「インターネット接続端末」としての使用が行われている。インターネット網の整備により、人々はこれらの端末を介して多大な恩恵を受けることができるようになった次第。それでは具体的に、いかなる時間帯で使われているのだろうか。学業や仕事では無く、プライベートにおける使用実情を、総務省統計局が2017年7月14日以降順次結果を発表している2016年社会生活基本調査の結果を基に確認していく(【平成28年社会生活基本調査】)。

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平日のプライベートなインターネット利用スタイル


今調査の調査要綱は先行記事【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる】を参照のこと。

今件における「スマートフォン・パソコンなど」の使用とは、インターネット接続により得るサービスの使用を意味する。また、インターネットに接続して入手したアプリケーションや音楽の使用も含む。さらに学業や仕事での使用は該当しない(学業は「学校での使用」と限定されていないので、自宅で学習目的に情報検索をする場合も該当しない)。要はプライベートでのインターネットの使用である。

次に示すのは平日における年齢階層別・時間帯別の、スマートフォンやパソコンでプライベート目的にインターネットを使った人の割合。年齢階層別に2つにグラフを生成したが、双方で縦軸の仕切り分けは揃えている。

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、平日)(10-49歳)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、平日)(10-49歳)

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、平日)(50歳-)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、平日)(50歳-)

まずは50歳未満の動向。日中の行動者率が低いように見えるが、これは学業や仕事の使用が該当しないため。休み時間や息抜きに使っている人は多分にいるのだろうが、それでも多くて3割程度。また、6-9時台でやや大きめの値が出ていることから、朝食の前後や登校・出社時に利用している人が少なからずいること、午前中よりは午後の方が息抜きをしている人が多いことがうかがえる(お昼休み中の利用もあるのだろう)。

夕方以降はいくぶん減り、そして夕食を食べ終えた後は一気に増える。平日ではプライベートのインターネット利用は、夕食後から就寝前の時間帯に行われるのがパターンのようだ。ただし10代前半は寝るのも早いため、21時以降の値はグンと落ちることになる。

50代以降もパターンはさほど変わらないが、行動者率そのものが大きく落ちる。60歳以降は定年退職などで日中にもプライベートな時間を十分に取れるはずだが、利用率は低いまま。もっとも、18-21時台だけでなく9-12時台でもピークが生じていることから、使う人に限れば午前中と夕食後に使用するスタイルなのだろう。

土日ではどうだろうか


これを土曜、日曜それぞれで見たのが次のグラフ。

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、土曜)(10-49歳)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、土曜)(10-49歳)

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、土曜)(50歳-)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、土曜)(50歳-)

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、日曜)(10-49歳)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、日曜)(10-49歳)

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、日曜)(50歳-)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、日曜)(50歳-)

土曜も日曜も大よそ登校・出勤の人はいないので、日中における行動者率の減少傾向は無くなる。代わりに起床時間が遅くなるため、6時前の値は平日と比べて低めとなる。一方で夕食後の時間帯でピークとなる傾向は変わらない。休みの日でもプライベートでインターネットを使うのは、夕食後とのパターンの人が大勢を占めている。

土曜と日曜では傾向に大きな違いは無い。ただし夕食後のプライベートタイムでの行動者率では、わずかながら日曜の方が少ない傾向がある。土曜の翌日は日曜のため夜更かしができるが、日曜の翌日は月曜(平日)のために、あまり遅くまで起きていられないのだろう。

未成年者の利用スタイルは?


良い機会でもあるので、10代の前半・後半で平日と土曜・日曜それぞれの行動者率を仕切り分けしてグラフ化しておく。比較しやすいように縦軸は揃えておく。

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、10-14歳)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、10-14歳)

↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、15-19歳)
↑ 年齢階層別・「スマートフォン・パソコンなど」の時間帯別行動者率(2016年、15-19歳)

10代前半では平日・日中の使用はほとんど無いが、夕食後のプライベートタイムでは平日・土日を問わずに4割前後にまで跳ね上がる。21-24時以降に大きく落ちるのは、早寝をしてしまうからだろう。土日でも日中はさほど使っていないのは意外といえば意外。保護者と共に使うスタイルが多いことを考えれば、日中は保護者も多忙で使わせてもらえないのだろうか。

10代後半となると自分自身のスマートフォンを所有している人も多くなるからか、平日・日中でもそれなりに行動者率が計上される。しかしもっとも多くの人が使うのは、平日でも土・日でもやはり夕食後のプライベートタイム。しかも21-24時に至っても低下はほとんど見られず、むしろ平日と土曜日は18-21時より増えている。夜更かしをしているのだろう。


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