成人所有率3割、5丁以上はそのうち3割近く…米国銃所有実情

2017/10/13 05:05

2017-1009アメリカ合衆国では一定の規制に従うことで銃を所有することが可能となっている。それではその銃の所有実情はどのようなものだろうか。アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2017年6月22日に発表した調査結果【America’s Complex Relationship With Guns】から、数量や種類について見ていくことにする。

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今調査の調査要綱などは先行記事【米国成人の3割は銃を所有している】を参照のこと。

その記事にある通り、調査対象母集団においては3割の人が自ら銃を所有している。

↑ 自分の世帯に銃保有者がいるか(2017年3-4月、米国)(18歳以上)(再録)
↑ 自分の世帯に銃保有者がいるか(2017年3-4月、米国)(18歳以上)(再録)

それでは銃所有者はどれほどの銃(許可されている種類の拳銃、ライフル銃、ショットガン合わせて)を所有しているのか。丁数を尋ねた結果が次のグラフ。

↑ 何丁の銃を持っているか(銃所有者限定)(2017年3-4月、米国)(18歳以上)
↑ 何丁の銃を持っているか(銃所有者限定)(2017年3-4月、米国)(18歳以上)

1丁は32%、2-4丁は37%、5丁以上は29%。所有理由や銃の種類で大きな差異が生じえるため、一概に多い少ないの判断は難しいが、全体像としては銃所有者の7割近くは複数の銃を所有していることになる。単純計算では成人全体の2割近くが複数丁の銃所有者。

それでは具体的にどのような種類の銃を持っているのか。種類別の所有動向と、銃を1丁しか持っていない人がどの種類を所有しているかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 所有銃の種類(2017年34月、米国)(18歳以上)
↑ 所有銃の種類(2017年34月、米国)(18歳以上)

銃所有者全体の7割強が拳銃、6割強がライフル、5割強がショットガンを所有している。成人全体の2割強が拳銃、19%がライフル、16%がショットガンを持つ概算ができる。

他方、1丁のみの銃所有者では62%が拳銃、22%がライフル、16%がショットガン。前者は護身用、後者2種類は狩猟用や競技用としての所有だろう。中には護身用にライフルを所有している人もいるかもしれないが、利用スタイルを考えるとあまりありそうにはない。

具体的に何丁持っているかの分布や平均値は非公開。例えば銃コレクターならダース単位で持っていてもおかしくないし、護身用としてなら1丁で十分と判断する人も多々いる。所有目的によって大きく異なるため、あまり意味が無いと判断されたのかもしれない。


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