日本に住んでいる外国籍の人達の実情をグラフ化してみる(最新)

2017/10/10 05:06

2017-1004日本は鎖国をしていないため、多様な国の人達が来訪し、居住している。国籍は日本ではなく他国籍ではあるが、日本に住んでいる人達は、どこの国からの人が、どれほどいるのだろうか。今回は国勢調査の最新版となる2015年分の統計公開値をもとに、その実情を確認していく(【2015年国勢調査】)。

スポンサードリンク


次に示すのは2015年時点で日本に住む外国籍の人のうち、国あたりの人数が1000人以上に限定した一覧とその人数。国勢調査の結果では全部で188か国と、無国籍・国名「不詳」における外国籍の人の数が収録されているが、すべてを示すのは冗長に過ぎるので1000人で区切った次第。該当するのは44か国・地域。

↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(1000人以上の国籍)
↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(1000人以上の国籍)

中国籍の人が圧倒的に多く51万人、次いで韓国、朝鮮籍の人が38万人。その次にフィリピン国籍の人が17万人、ブラジル国籍の人が13万人で、ここまでが10万人超え。次いでベトナム、アメリカ合衆国、ペルー、タイ、ネパールなどが続く。

国勢調査の公開値に従い、該当国の地域別に仕切り分けしたのが次のグラフ。

↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(地域、性別)
↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(地域、性別)

アジア州がもっとも多く131万人、次いで南アメリカ州が17万人、アメリカ合衆国が含まれる北アメリカ州が5万人で続く。無国籍・国名「不詳」の人が16万人いるのは意外といえば意外。

上位で抜きんでる値を示している中国籍と韓国、朝鮮国籍の人達について、居住している場所を都道府県別で確認したのが次のグラフ。同じように分散している、人口密集地域ほど多いように思えるが、実態としては職業や地域性などもあり、大きな違いが生じている。

↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(都道府県別)(中国国籍)
↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(都道府県別)(中国国籍)

↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(都道府県別)(韓国、朝鮮国籍)
↑ 日本在住外国人数(人、2015年、国勢調査)(都道府県別)(韓国、朝鮮国籍)

東京近辺や愛知県、大阪近辺に多くの人がいるのは両方で変わりがないが、中国国籍の人は東京近辺に集中しており、大阪近辺に住んでいる人の割合は東京近辺の1/4程度に留まっている。大阪府に住んでいる人は愛知県より少ない。他方、韓国、朝鮮国籍の人は東京都と大阪府でほとんど変わりがなく、京都府や兵庫県にも多数の人が住んでいる。

今回グラフに記載できなかった国からも、多くの人がやってきて日本に在住している。国勢調査の限りでは、2015年時点で総人口(日本人・外国人の別「不詳」含む)の1億2709万4745人のうち、外国籍を持つ人は175万2368人、1.38%に相当する。色々な意味で国際化が進んでいることを実感できるデータではある。


■関連記事:
【日本に行きたい? 行って何したい!? 諸外国の人に聞いてみました(2016年)(最新)】
【外国人労働者に求めること…「日本語能力」「習慣・文化への理解」は8-9割】
【「日本と聞いて思い浮かべること」諸外国の人に聞いてみた(2016年)(最新)】
【海外労働者、他宗教、他言語…近所住まいでの気になる感、世界の反応は?(2010-2014年)(最新)】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー