「80歳で20本の自分の歯」達成者は38.3%

2012/06/06 12:00

厚生労働省は2012年6月4日、歯科疾患実態調査の2011年調査分の概要を発表した。それによると2011年時点で「80歳で自分の歯が20本以上ある人(俗に「8020達成者」と呼ぶ)」は推定で38.3%に達したことが分かった。これは前回調査2005年の推定値24.1%を大きく上回っている(【発表リリース】)。

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今調査は歯科保健状況の把握のために必要な資料を構築するために1957年以降6年毎に実施しているもの。今回概要が公開された2011年分については、2011年の国民生活基礎調査から無作為抽出された世帯を対象としており、調査対象者数は男性1812人・女性2441人の計4253人。

それによると2011年時点で自分の歯が20本以上(※永久歯数は上下合わせて通常は28本。20本以上残っていれば、高齢者でも十分に硬いものを食せるとされている)残っている人は、40代前半で98.7%、40代後半で97.1%。以後歳と共にその比率は減少していき、70代後半では47.6%、80代前半では28.9%となる。

↑ 20本以上の(自分の)歯を有する者の割合推移
↑ 20本以上の(自分の)歯を有する者の割合推移

上記にある通り国では「80歳で20本の歯が維持できるように」との指針を示し、その達成者を「8020達成者」と呼ぶ。一方で歯科疾患実態調査ではその推移を検証する際に、単純に「70代後半」「80代前半」の値を単純に足して2で割る手法を用いており、それによると2011年では「8020達成者」は38.3%という結果が出ている。

同じ手法で公開された過去のデータから「8020達成者」の比率を算出、その推移を示したのが次のグラフ。着実に上昇過程にあることが分かる。

↑ 「8020達成者」推定比率推移
↑ 「8020達成者」推定比率推移

上昇理由について歯科疾患実態調査には記載は無いが、歯科医療や歯周病対策・予防の啓蒙の浸透、意識の向上などが原因として考えられる。

歯は永久歯に生え変わった後は、再生することは無い。自分の一生を支える器官として、大切にしたいものだ。

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