据置型と携帯型、子供達のゲーム機を使ったインターネットの利用実情(最新)

2021/07/02 03:30

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2021-0617最近ではスマートフォンに押されつつある雰囲気も見受けられるが、ゲームを楽しむのにはいまだ欠かせない存在に違いない家庭用ゲーム機。テレビなどに接続してプレイする据置型と、手帳のように持ち運びができる携帯型に大別されるゲーム機を使って、どれほどの子供達がインターネットを利用しているのだろうか。今回は9歳以下の子供達におけるゲーム機利用の実情を、内閣府が2021年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から確認していくことにする(【令和2年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。

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携帯型と据置型、それぞれのゲーム機によるインターネット利用


今調査の調査要綱は先行記事【スマホもタブレット型端末も3割強…9歳以下のインターネット利用機器の利用状況をグラフ化してみる(最新)】を参照のこと。

最初に示すのは、子供の年齢階層別におけるゲーム機を利用したインターネット利用率。ゲーム機そのものの利用率とは異なる(恐らくはいくぶん低い)ことに注意。なお回答者がいない属性は空欄になっている。

↑ ゲーム機によるインターネット利用率(9歳以下、子供の年齢階層別・機種別、各年齢階層全体比)(2020年)
↑ ゲーム機によるインターネット利用率(9歳以下、子供の年齢階層別・機種別、各年齢階層全体比)(2020年)

全体では携帯ゲーム機が14.6%、据置型ゲーム機が17.7%。据置型ゲーム機の方が高い値を示している。全体で据置型ゲーム機でも2割に満たない値は低いのでは、との印象を受けるかもしれないが、0-9歳すべて合わせた値であることに加え、ゲーム機をインターネットに接続せずに遊ぶ・許可されない事例も多々あり、それらはカウントされないからに他ならない。

年齢階層別では2歳以外の全年齢階層で携帯型ゲーム機の方が値は高い。6歳あたりから利用率が伸び始めているが、これは小学校に入学するのをきっかけに、インターネットの利用を許可される事例があるからだろう。

なお前回年となる2019年では携帯ゲーム機が15.1%、据置型ゲーム機が6.4%と、据置型ゲーム機の利用率は携帯ゲーム機の半分にも満たなかった。据置型ゲーム機の利用率が大きく増加したのは、恐らく任天堂の据置型ゲーム機Nintendo Switchが急速に普及したからだろう。

ゲーム機のインターネット接続で何をしているか


次に示すのはゲーム機でインターネットに接続をした際に、具体的に何をしているかについて。全体比ではなく、ゲーム機でインターネットに接続した人限定であることに注意。また、ゲーム機利用者全体に占める割合でもない。

↑ ゲーム機によるインターネット利用で何をしているか(9歳以下、該当機種でインターネット利用者限定、複数回答、機種別)(2020年)
↑ ゲーム機によるインターネット利用で何をしているか(9歳以下、該当機種でインターネット利用者限定、複数回答、機種別)(2020年)

ゲーム機でのアクセスである以上、当然ゲームを行う人がもっとも多い。ブラウザゲームなのか、ゲームソフトのインターネット接続による追加仕様なのかまでは今調査では確認ができないが、ともあれゲームをしていることに違いはない。

他方、ゲーム機によるインターネットアクセスでも、動画視聴をする人は2-3割台の人がいるのが確認できる。スマートフォンやタブレット型端末と比べれば比率は低いものの、ゲーム機を使って動画を楽しむ子供達は少なからずいる。また、その他の利用項目も少数ながら回答者がいるのを見るに、スマートフォンなどの代替として、ゲーム機を使っている子供もいるのかもしれない。


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