スマートフォン以上の圧倒的動画視聴…9歳以下の子供達のタブレット型端末利用の内情(最新)

2019/06/17 05:11

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2019-0610スマートフォンほど急激では無いものの、タブレット型端末も機動性の高い情報通信端末として確実にその普及率を高めつつある。パソコンとスマートフォンの中間的な立ち位置で、双方の利点を併せ持った特性から、かゆいところに手が届くとの評価を受け、重宝がられている様子もある。そのタブレット型端末に関して、9歳以下の子供達はどのような使い方をしているのか、内閣府が2019年5月21日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から、実態を確認していくことにする(【青少年のインターネット利用環境実態調査報告書】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【スマホは3割強、タブレット型端末は1/4超…9歳以下のインターネット利用機器の利用状況をグラフ化してみる(最新)】を参照のこと。

次に示すのは調査対象母集団のうちタブレット型端末(汎用のもの。学習用タブレットや子供向けタブレットは除く)でインターネットを利用している人における、その利用内容を複数回答で尋ねた結果。動画視聴をしている人がもっとも多く、8割強を示す形となった。なおグラフの横軸の項目部分は報告書の並びに準拠している。

↑ タブレット型端末によるインターネットで何をしているか(9歳以下、タブレット型端末でインターネット利用者限定、複数回答)(2018年)
↑ タブレット型端末によるインターネットで何をしているか(9歳以下、タブレット型端末でインターネット利用者限定、複数回答)(2018年)

一番多い利用内容は動画視聴で83.4%。スマートフォンでは80.7%だったが、タブレット型端末ではそれより2.7%ポイント高い。画面が大きいことやWi-Fiを使っている可能性が高いのが要因だろうが、子供達にとってタブレット型端末がスマートフォン以上に動画視聴端末と化している実態が浮かび上がる。

次いで多いのはゲームで51.4%。さらに勉強・学習が24.5%、音楽視聴が15.7%と続く。スマートフォンと比較して勉強・学習の値がやや高めに出ているのも、タブレット型端末の特性を活かしているともいえる。

ニュースや電子書籍の利用率がほとんどゼロに近いのはスマートフォン同様。

これを回答者(子供)の年齢階層別に区分したのが次のグラフ。ただし回答該当者はゼロ歳では2人、1歳は17人など区分した上では少数で、多分の統計的なぶれが生じているため、傾向的なものを見る程度の精度でしかないのにはご注意されたい。


↑ タブレット型端末によるインターネットで何をしているか(9歳以下、タブレット型端末でインターネット利用者限定、複数回答、年齢階層別)(2018年)
↑ タブレット型端末によるインターネットで何をしているか(9歳以下、タブレット型端末でインターネット利用者限定、複数回答、年齢階層別)(2018年)

動画はゼロ歳と6歳でいくぶんへこんでいるが、おおよその年齢で8割台から9割台高い値を維持。他方ゲームは年上になるに連れて利用率が上がっていく(ゼロ歳の値はイレギュラーだろう)。勉強・学習は5歳をピークにそれ以降はむしろ値が落ちていく。幼い子供向けの学習アプリの類は、それなりに年齢が上になるとあまり受け入れられなくなるのだろう。

情報検索やコミュニケーションはおおよそ小学生に上がってからの利用となる。特に情報検索は小学3年生の時点でタブレット型端末を使ってインターネットを操作している人のうち1/5強の人が行っている計算となる。

スマートフォンとは多少の違いがあるが、大体利用目的は動画視聴とゲーム、そして勉強・学習に集約されている。あるいは提供している保護者としても、これらの用途で使えればそれでよいと考えているのかもしれない。あるいは元々、その利用に限定して使わせているケースもあるだろう。


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