店頭販売、オンライン、贈与…子供が使っているネット機器、どのようなルートで入手した?(2017年)(最新)

2017/05/29 05:11

内閣府が2017年3月30日付で確定報を発表した【平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査結果】では、小中学生におけるインターネットの利用実情を多方面の切り口で機種端末毎に調査し、その実情を報告している。それではそれらの端末は、どのようなルートで購入、あるいは入手されたのだろうか。保護者の立ち位置からその実態を見ていくことにする。

スポンサードリンク


今調査に関する調査要項は先行記事の【小中高校生のネット機器利用状況をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのは子供がそれぞれの機器を利用している保護者に限定し、その機器をどのようなルートで取得したかを尋ねた結果。世帯利用端末や保護者本人の利用端末に関する動向ではないことに注意。また今件調査結果では「無回答」の値が大きめで無視できないため、「無回答」を除いて再計算を行っている。

↑ 子供が利用している機器はどのような手段で購入・入手したか(2016年、それぞれの機器を子供が利用している人限定、「無回答」除外再計算)
↑ 子供が利用している機器はどのような手段で購入・入手したか(2016年、それぞれの機器を子供が利用している人限定、「無回答」除外再計算)

スマートフォンはほぼ販売店の店頭で購入したケースで、それ以外はごく少数。機能限定スマホもほぼ同じだが、贈呈を受けたものも少なからず見受けられる。ところが格安スマホとなると店頭販売での購入は5割を切り、4割強がオンラインや通信販売での購入となっている。格安スマホの販売の実情が透けて見える。

パソコンは過半数が店頭販売だが、1割(強)はオンラインや通販。他方、2割強は元々子供のために調達したものでは無かったとの回答。保護者と共用している、子供が専有しているか否かは別として、元々大人向けの端末が子供にも使われる事例が多々あることになる。タブレット型端末もパソコンのパターンに近いが、比率動向はデスクトップ・ノート・タブレットの順に販売店店頭購入ルートが増え、元々子供のために調達したものでは無かったとの回答が減っていく。おさがり的な使い方としてはデスクトップが一番多く、最初から子供に提供する端末として新規購入するのはタブレット型端末が多いという構造と読める。

同じタブレット型端末でも学習用タブレットは多分にオンライン・通販調達派。また「家庭では管理していない」、つまり家庭外で使っていたり借りて使っているなどの回答も1割強。学習用としての端末の特異性が見受けられる。

ゲーム機は多分に販売店での店頭購入で、オンラインや通販経由はごく少数。贈与も数%確認できるが、保護者や年上の兄弟から譲り受けたものだろうか。

あくまでもこれらは「子供が使っている機器」限定で、世帯全体で使われている利用端末に関わる購入性向ではない。保護者のみが使っている機器では、これとは違う値動きを示す可能性もある。とはいえ「贈与など」「家庭では管理していない」「子供の為にではなかった」項目はともかく、さほど大きな違いが出るとは考えにくく、大よそ似たような傾向を示すものと考えられる。特に格安スマホの調達ルートは大いに注目すべき結果に違いない。


■関連記事:
【パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる】
【パソコンの買い替え年数をグラフ化してみる(2016年)(最新)】
【電子書籍購入者状況をグラフ化してみる】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー