欲しい子供の男女の組合せは? 理想の子供の男女構成をグラフ化してみる

2011/11/03 12:00

国立社会保障・人口問題研究所では2011年10月21日に同所の公式サイトで、「第14回出生動向基本調査」のうち「夫婦票」の結果概要を公開した。以前1月に【日本の「恋愛結婚」「見合い結婚」の推移をグラフ化してみる】をはじめとした、夫婦・独身者の結婚や出産に関する記事で用いた資料における、現時点では最新版の資料に相当する。そこで今回はそのデータをベースとして、理想の子供人数を考えている世帯において、どのような男児と女児の組合せを望んでいるのかに注目することとした(元資料:【第14回出生動向基本調査:結婚と出産に関する全国調査 夫婦調査の結果概要】)。

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今調査は基本的に5年おきに実施されている定点観測的なもの。今回は2010年6月1日時点で妻の年齢が50歳未満の夫婦を対象に、無作為抽出した5510か所から840地区を選定しており、配票自計・密封回収方式で行われている。有効回答数は2010年調査では7847組。そのうち初婚同士の夫婦6705組で集計が行われた。

先に【理想と予定、子供の数の推移をグラフ化してみる…(上)理想数と予定数推移(2010年分反映版)】で触れたように、直近データにおいて理想の子供数は2.42人となっている。一方で予定の子供人数は2.07人。

それでは理想の子供数において、単純に人数だけでなく、男女の構成比も考えている夫婦にとって、どのような組み合わせが望まれているだろうか。「理想の男女組合せがある」と回答した夫婦に対し、理想の人数別(1-3人まで、4人以上はデータ未掲載)に集計した結果が次のグラフ。

↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数1人の回答者)
↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数1人の回答者)

↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数2人の回答者)
↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数2人の回答者)

↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数3人の回答者)
↑ 理想子供数別にみた、理想の男女児組合せ別夫婦割合(理想子供数が1人以上の夫婦のうち、男女児組合せに理想があると回答した夫婦限定)(理想の子供数3人の回答者)

「1人」のグラフが象徴的だが、男女の具体的な組合せを希望する夫婦においては、女児が好まれる傾向がある。特に1980年代から1990年代においてその傾向は強まりを見せている。直近2010年分ではやや男児が戻したり、女児への強い偏りを持つ項目の回答率が減るなど、バランスの良い男女比を求める声が増加している。しかし引き続き、女児が男児よりも好まれてることに違いは無い。

元資料ではこの傾向に関して、特に説明するようなコメント、あるいは追調査は無い。幼少時の手間は男児よりも女児の方がかからないなどの理由があるのだろう。男女の産み分けが出来るわけではないにしても、興味深い話ではある。

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