主要ソーシャルメディアなどの利用状況の変化をグラフ化してみる(動画・画像編)(最新)

2018/09/24 05:05

2018-0917先行記事【主要ソーシャルメディアなどの利用状況の変化をグラフ化してみる】において、総務省情報通信政策研究所が2018年7月27日に発表した「平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」などの調査結果を基に、数年間にわたる主要ソーシャルメディアなどの利用状況を確認した。そこではFacebookやTwitterなどのテキストメインのサービスを対象としたが、同調査では画像や動画を中心にしたソーシャルメディアに関しても、同様に経年による調査が実施されている。そこで今回は動画中心のソーシャルメディアとしてYouTubeとニコニコ動画、そして画像中心のInstagramに関して、取得可能な限りの経年による利用動向を精査していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。

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調査要項などは今調査に関する先行記事【主要メディアの利用時間をグラフ化してみる】を参考のこと。

次以降に示すのは、日本で現在主流の動画や画像の共有サイト(ソーシャルメディア)として今調査にて調査対象として採用されているサービスの、取得可能な調査結果をもとにした利用率。この利用率だが、調査の上で「携帯電話およびパソコンのいずれからも利用していない」の回答値を100%から引いて逆算している。厳密には家庭用ゲーム機などからのみ利用している人も存在しえるが、各年の報告書でもその計算方法で利用率を計算していることから、今記事でもそれに従う。

なお「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」では現時点で今回年も合わせ6年分の調査が行われているが、動画共有サイトに関わる利用率の調査は2014年分から実施されているため、都合4年分の推移を見ることになる。

まずはYouTube。

↑ ソーシャルメディア利用状況(YouTube、属性別)
↑ ソーシャルメディア利用状況(YouTube、属性別)

一部属性で不安定な動きがあるが、おおよそ漸増の動きを示している。直近年では10代や学生・生徒、50代で大きな伸びを計上している。10代から40代までは5人に4人以上が、50代も5人に3人以上、60代でも1/3近くがYouTubeを利用しているとの認識にあると表現すると、あらためてその普及率の高さが理解できよう。

続いてニコニコ動画。

↑ ソーシャルメディア利用状況(ニコニコ動画、属性別)
↑ ソーシャルメディア利用状況(ニコニコ動画、属性別)

いくつかの属性で不規則な動きがあるが、4年間においておおよそ減少傾向にあると見てよい。直近年では男性と10代や学生・生徒、50代で大きく伸びたため全体値でも前回年比でプラスとなったが、イレギュラーな動きと見た方がよさそうだ。ニコニコ動画の利用傾向の低迷に関しては、競合サービスのYouTubeと比較して、スマートフォン向けアプリの操作性の問題や画質、さらには再生の快適さの観点で差が開き、利用者が距離を置いたのではないかとの指摘もある。実際利用した限りでは、それを否定できないのが残念なところ。昨今の方針転換、仕様の追加などの成果がどこまで数字となって表れるのか、次年分以降の動向で見極めたい。

最後にInstagram。こちらは調査対象となったのは2015年分からなので、現時点では3年分しかデータが無い。

↑ ソーシャルメディア利用状況(Instagram、属性別)
↑ ソーシャルメディア利用状況(Instagram、属性別)

おおよその属性で増加傾向にあり、特に10代や学生・生徒、20代といった若年層で著しい。また直近年では40代でも大きく伸びている。元々若年層に好かれる機能を持つソーシャルメディアとして認識されているが、今後は中年層にも広がりを見せそうではある。



「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」における動画系共有サイトに関わる利用率動向は以上だが、現時点で最新版に当たる2017年調査・2018年発表分から調査対象として、前回調査分の期間にサービスそのものが事実上終了してしまったVineの代わりに、Snapchatが加わることとなった。

↑ ソーシャルメディア利用状況(Snapchat、属性別)
↑ ソーシャルメディア利用状況(Snapchat、属性別)

単年分のため変化も何もあったものでは無いが、全体でも2.1%と利用率は低い。最大の20代でも9.3%でしかない。今後日本でどれほどまで普及していくのだろうか。


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