外飲み? 家飲み? お酒はダメ!? 会社員の「仕事の後の一杯」事情(2015年)

2015/07/07 08:00

就業者にとって昼食時間と共に数少ない憩いの時間が「居酒屋などでの飲み」。ちょっとした料理の味を楽しみながら、日頃の疲れをお酒で晴らす、息抜きとして多くの人が堪能している。一方、最近ではお酒や料理を自宅で用意し、居酒屋的な気分を自宅で味わう「家飲み」も注目されるようになった。今回は新生銀行の定点観測的調査報告書「サラリーマンのお小遣い調査」の最新版をもとに、経験している人は多いものの、全体的な状況は把握しにくい、会社員の飲み事情を確認していくことにする(【発表リリース:男性会社員のお小遣いは過去2番目に低い金額-「2015年サラリーマンのお小遣い調査」結果について】)。

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男性会社員は5割近くが外飲み、1/3近くが家飲み


今調査の調査要件などは先行解説記事【2015年のサラリーマンこづかい事情】にある。そちらを確認のこと。報告書名には「サラリーマン」とあるが、今記事では女性社員についても取り上げている。女性は男性会社員の調査数のほぼ3/4(789人)であるものの、世代別の均等割り当てなど他調査方法は男性社員と同じ。年齢配分比率などの点で差異はほとんど無い。

まずは仕事が終わった後の息抜き、娯楽としてのお酒の飲み傾向について。居酒屋などでの外飲みをするか、外飲みはしないが家飲みをするか、そもそもお酒は飲まないか、この3つの選択肢から1つを選んでもらっている。全体としては男性は5割近くが外飲み、1/3が家飲み、2割がお酒を飲まない、女性は1/3強が外飲み、3割近くが家飲み、1/3強がお酒を飲まないとの結果に落ち着いた。

↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、男性、2015年)
↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、男性、2015年)

↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、女性、2015年)
↑ 仕事が終わった後のお酒の飲み傾向(会社員、女性、2015年)

男性は世代別で大きな変化は無し。40代でやや家飲みが多いのは、同世代のこづかい額が前年比で大きく削られ、絶対額も低いからだろうか。一方女性は30代までは外飲み派が多いが、40代以降は家飲み派が多くなる。金銭的問題に加え、未既婚の違いが影響しているものと思われる。

また男女別では女性の方がお酒を飲まない人が多い。どの世代でも10%ポイントから20%ポイント近い差が見受けられる。

回数と、金額と


今調査では外飲みをしている人に限り、その回数の集計も行っている。外飲みをしている人には自分との差異をチェックし、多いか少ないか、比較のための参考値といえる。

↑ 仕事が終わった後、1か月平均で何回ぐらいお酒を飲みに行くか(2015年、回、外に飲みに行く人限定)
↑ 仕事が終わった後、1か月平均で何回ぐらいお酒を飲みに行くか(2015年、回、外に飲みに行く人限定)

男性は世代別の傾向は特になく、大よそ2.5回/月ぐらい。他方女性は歳を経るに連れて回数が減っていき、20代では2.5回に対し、50代では1.9回にまで減ってしまう。

他方、飲み代だが男女とも大よそ歳を経るに連れて外飲みの金額は上昇していく。飲みにおける付き合いの仕方、相手が変わり、より金額を消費する場となるのだろう。

↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(男性、2015年、円)
↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(男性、2015年、円)

↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(女性、2015年、円)
↑ 飲む人の1回あたりの平均飲み代(女性、2015年、円)

ところが家飲みでは相手との兼ね合わせを気にすることなく、純粋に自分の好みで料理や酒を選べること、安上がりでお気軽に楽しむのを一義的にしていることから、世代別の金額差異があまり見られない。男性ではむしろ20代が突出しているほど(イレギュラーの可能性はあるが)。

世代別で差異はあるが、家飲みは外飲みの大よそ6割で済むことになる。居酒屋などの料理、雰囲気を楽しみたいのなら話は別だが、純粋にお酒や小料理を堪能し、一息つきたいだけなら、家飲みを選択する人が増えるのも道理といえよう。


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