子供に一番人気のキャラ、「アンパンマン」を抜いてトップについたのは「妖怪ウォッチ」(2015年)

2015/06/26 11:00

バンダイは2015年6月25日、子供における人気キャラクターに関する調査結果を発表した。それによると0歳から12歳で構成される調査対象母集団においては、もっとも好きなキャラクターとして最大多数の賛意を受けたのは「妖怪ウォッチ」だった。次いで「それいけ!アンパンマン」が続いている。男女別では男子・女子共に「妖怪ウォッチ」がトップに付き、男女とも「それいけ! アンパンマン」が第2位に位置している(【発表リリース:バンダイこどもアンケートレポートVol.222「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」結果発表】)。

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妖怪ウォッチとアンパンマンの順位交代


今調査は2015年5月15日から18日にかけて、0歳から12歳の子供を持つ人(子供と一緒に回答できる人)にインターネット経由で「子供の意見を入力できるようような状況で」答えてもらったもので、有効回答数は800人。子供の年齢(0-2歳・3-5歳・6-8歳・9-12歳)と性別で均等割り当て。調査協力はクロス・マーケティング。

子供が好きなキャラクターはテレビ視聴率はもちろんだが、食玩、おもちゃ、文房具、ゲームソフトなど関連商品の展開の動向を探る上で、非常に重要な情報に違いない。コンビニや外食産業におけるキャンペーンでも、子供向けの商材が使われる事例は多々あり、それらは必然的に子供に人気のあるキャラクタが用いられることになるからだ。

調査対象母集団全体における、もっとも好きなキャラクター(シリーズ単位、以下同)の人気投票の結果が次のグラフ。現在でも「妖怪ウォッチ」の勢いが衰えていない実情を、改めて認識できる。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2015年)
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2015年)

説明によれば2012年から調査方法を変更してはいるが、2002年の調査結果以来13年連続でトップについていた「アンパンマン」を抜き、今回はじめて「妖怪ウォッチ」が最上位についた。人気の理由は「色々な妖怪が出てきて楽しい」「妖怪が個性豊か」「キャラクターが多様」とのことで、バラエティに富んだキャラクター展開が要であると分析されている。またゲームやアニメ、メダルやカード、さらには歌や踊りまで合わせ、多方面でのメディア展開が功を奏しているとの感想も寄せられている。

今回年は第2位に甘んじることになった「それいけ!アンパンマン」だが、同様の様式で行われた前年の投票率11.9%を上回る値を計上しており、安定的な人気を得ていることが確認できる。

第3位は「アナと雪の女王」。日本では2014年3月から公開が始まったディズニー映画だが、同社作品では初となる二人のヒロインが織りなす真実の愛の描写、ミュージカル的な演出、特に劇中楽曲の「レット・イット・ゴー」は女性を中心に多くの人に受け入れられ、昨年末の子供向けクリスマスプレゼント用玩具では、女の子向けのコーナーはアナと雪の女王一色的な状況になるほど(【トイザらスのカタログに見る「アナと雪の女王」攻勢】)。昨今では落ち着きを見せつつあるが、今なお高い人気を誇っていることが分かる。

男女で異なる、共通する人気キャラ


これを男女別に、上位陣を確認したのが次のグラフ。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女別(2015年))
↑ もっとも好きなキャラクター(男女別(2015年))

「妖怪ウォッチ」は男女ともにトップに位置しているが、特に男子の人気が群を抜いている。一方「それいけ!アンパンマン」は男女ともに安定した人気を確保しているのが分かる。第3位以降は男女の趣向の違いが大きく出ており、男子はカッコイイ系、女子はカワイイ系・あこがれ系のものが高い人気を集めているのが再確認できる。

やや余談になるが、ついでにということで。2013年以降において、同時期に行われた同様調査結果から、上位10位を抽出し、今回の10位と並べたのが次のグラフ。11位以下はデータが確認できないので、その部分は当然空欄となる。

↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2013-2015年、各年上位10位まで)
↑ もっとも好きなキャラクター(男女総合)(2013-2015年、各年上位10位まで)

今件はあくまで「もっとも」好きなキャラクターで、次に好きな、三番目ぐらいに好きなキャラクターは反映されていない。空欄の年があっても、そのキャラクターの人気がまったくなくなったわけでは無い。相対的にもっとも好かれている対象として、順位が下がり、公開値の範囲から外れたまでの話。

3年間の限りではやはり「妖怪ウォッチ」のダッシュ感が目に留まる。ここまで「もっとも好き」の意見を集約できる、魅力ある対象として高く評価された結果といえよう。一方で「それゆけ!アンパンマン」や「スーパー戦隊シリーズ」「きかんしゃトーマスとなかまたち」の安定した人気ぶりも改めて確認できるというものだ。


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