塾通い 平均日数 どれぐらい? (2015年)

2015/02/02 14:00

子供達が学校以外の場所で文化的、スポーツ系、さらには学習関係の習い事を行う、させられることは良くある話。学習系以外は大よそ習い事、学習系は塾として総括されるが、その塾も学校での勉強内容の予習・復習と、受験対策用の勉強の2タイプに区分される。それでは子供達のうち塾通いをしている子供達はどれほどいるのか、どれだけの頻度で通っているのか。少年教育振興機構が2014年6月に発表した「青少年の体験活動等に関する実態調査」報告書の各種公開データから、その実情を確認していく(【「青少年の体験活動等に関する実態調査」 (平成24年度調査)報告書】)。

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中学生までは漸増する塾通い、しかし高校生になると…


今調査の調査要項については先行記事【果物の皮を包丁でむいたり、ぞうきんを絞ったり……いまどきの子供事情を探る】を参考のこと。

次に示すのは塾(勉強以外の習い事は除く)へどれほどの頻度で通っているかを尋ねた結果。塾通いをしていない子供は「通わず」となる。

↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(2012年度)
↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(2012年度)

↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(2012年度)(概算平均、日数)
↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(2012年度)(概算平均、日数)

小学1年生で塾通いをしている人はおよそ3割近く。これが学年が上がるに連れて少しずつ割合は増えていき、小学6年生になると4割強が塾に通うようになる。頻度も少しずつ上昇、1割強は週3日以上の塾通いとなる。中学生では実に過半数が塾通い、3日以上は2割を超える。概算平均では週に1.28日、塾に通うことになる。

ところが高校2年生になると塾通い率は激減。8割近くが「塾には通っていない」との回答が示される。高校生には受験勉強のために塾通いに励む姿がイメージされるが、2割強でしかないのは意外といえば意外。高校3年生になってから塾通いをする可能性もあるが、残念ながら今調査ではその確認は出来ない。単年だけならイレギュラーの可能性もあるが、詳しくは後述の通り過去においても同様の結果を示しており、現役高校生の塾通いは少数派に違いないようだ。

塾通いは増えてる? 減ってる?


経年変化で塾通いの状況に動きはあるのだろうか。

↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(概算平均、日数)
↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(概算平均、日数)

↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(「通わず」の割合)
↑ 1週間のうちで塾がある日はどれ位か(「通わず」の割合)

データベース上で具体的値が取得できるのは5年分。その限りでは有意な変化は生じていない。直近2、3年に限れば「通わず」の値が減っている、つまり塾通いの人が増えているように見えるが、誤差の範囲ととらえることができる。平均日数も直近2012年度でいくぶん増加しているようにも見えるが、こちらも誤差の範囲。

上記で触れた、意外に思える高校2年生の塾通いの現状だが、「通っていない」の値は80.0%前後でプラスマイナス2%の領域に収まる動きを示している。直近2012年度がいくぶん増加しているようにも見えるが、これもまた誤差の範囲内でしかない。



高校2年生の「学習塾に通う人が少数」が気になるところではあるが、一方で「学校や学習塾の授業以外に勉強すること」、つまり自主的な自宅や図書館などにおける学習機会は、7割近くが「ある」と回答している。またその値は年々少しずつだが増加する傾向にある。

少なくとも高校2年生は学校の授業以外の勉強をあまりしないのではなく、自宅で自主的な勉強に励んでいるようだ。


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