夫婦世帯の「二人きりデート」は平均月1.7回、子供有り無しで4倍の差

2016/02/09 11:17

ゲンナイ製薬は2016年2月3日、夫婦間におけるデートに関する調査結果を発表した。それによると配偶者がいる調査対象母集団においては、夫婦のみのデートをしている回数は、月平均で1.7回であることが分かった。夫婦に子供が居るか居ないか別では、居る場合は1.0回、居ない場合は4.1回となり、約4倍の差が生じている(【発表リリース:「夫婦デートに関する調査」】)。

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夫婦世帯の「二人きりデート」は平均1.7回/月


今調査は2016年1月7日から14日にかけて、配偶者が居る20歳以上の男女を対象に、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比、10歳区切りの年齢階層(50歳以上はひとくくり)で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

次に示すのは夫婦世帯の構成員である調査対象母集団において、月にどの程度「夫婦二人きりのデート」を行っているかに関する回答。恐らくはもっとも重要な影響要因となる「夫婦に子供が居るかいないか」はこの設問では問われていない。あくまでも夫婦全体の平均値としての話となる。

↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか
↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか

全体平均では1.7回/月。大よそ2週間強で1回の割合となる。週一とする回答が比較的多く、月に2-3回が続き、半年に1回がそれに続く。大よそ「月に数回」と「年に1、2回」のグループに分かれているようだ。他方、直近1年間では一度も無しとの意見も1/4を超える。この回答は「1年より前、かつ結婚後には二人きりデートの経験がある」をも意味するため、純粋に「直近1年間ではゼロ回」の回答は右項目2つを足したもの、つまり32.6%となる。

多様な夫婦関係を全部合わせた上での平均値としては、相応な感もある。1/3近くは直近1年間では「二人きりデート」の経験が無いとの意見は、多少驚きを覚える人もいるだろう(「夫婦」とあるため、結婚前のカップル時点でのデート経歴は該当しない事に注意)。

夫婦歴と子供の有無と…属性別動向


続いてこれをいくつかの属性別に仕切り分けし、その動向を見ていく。まずは夫婦歴別。要は結婚して何年経過しているかによる違いを確認したもの。月あたりの平均回数と、結婚後まったくなしも含めた「直近1年間で1度も無し」の割合を併記する。

↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(平均頻度・回数、月あたり、属性別)
↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(平均頻度・回数、月あたり、属性別)

↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(直近1年間で1度も無し、属性別)
↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(直近1年間で1度も無し、属性別)

新婚夫婦では二人きりデートも頻繁に行われ、月回数は4回を超える。しかし新米となると2.7回、そして中堅に至ると1.3回にまで減退する。熟練夫婦となるとやや値を戻し1.5回にまで回復する。「直近1年間で1度も無し」も傾向としてはほぼ同じで、結婚してからの年数が少ないほど「夫婦二人きりのデート」が頻繁に行われ(新婚夫婦では一度も無いとの回答は皆無である)、時を経るほどデートは少なくなる傾向が見受けられる。

もっともこれは単純に二人が距離を置くようになったと考えるよりも、むしろ後述する子供の有無やその年齢によるところが大きいと思われる。中堅夫婦の年数はちょうど子供が生まれ成長期に該当する場合が多く、熟練夫婦となると子供も相応に成長して手間がかかりにくくなり、二人きりの時間を取る余裕も出てくるケースが増える。単純に結婚してからの年数に応じてデートの頻度が同じような流れで変わっていくわけではないのは、子供が大きな要因であると考えれば納得がいく。

他方、子供の有無、そして居る場合は子供の成長段階別の動向は次の通り。

↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(平均頻度・回数、月あたり、子供の有無別)
↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(平均頻度・回数、月あたり、子供の有無別)

↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(直近1年間で1度も無し、子供の有無別)
↑ 最近一年間で「夫婦二人きりのデート」をどの程度行ったか(直近1年間で1度も無し、子供の有無別)

子供が居ない夫婦世帯では月4.1回もの「夫婦二人きりのデート」が行われるが、子供がいると1.0回にまでその平均値は減ってしまう。子供の成長段階別では乳幼児が0.7回、小学低学年で0.6回と減っていき、小学高学年で一度増えるがその後再び減退。全体平均値の1.7回には、高卒以上となっても届かない。

また「直近1年間で1度も無い」との回答は、子供が居ない世帯では4.2%となりほとんど無い状態だが、子供が居る場合には4割を超える。子供の成長と共に数字は大よそ減退していくが、高卒以上でも1/3強が「夫婦二人きりのデート」は直近1年間で1度もしていないと回答している。子供が幼く目が離し難い状況では、夫婦が二人きりとなる時間を確保するのは難しいようだ。

他方、子供がある程度に成長してそれなりに時間が確保できるようになっても新婚のような頻度にまで回復しないのは、夫婦関係としての時を長きに渡り重ねると、二人きりのデートには照れ、あるいは割り切りを覚えるようになるのかもしれない。子供が高卒以上となり時間が確保できる状況でも、各値が新婚夫婦のように回復しない状況は、そのように考えれば道理は通る次第ではある。


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