自分の車が欲しい新成人、予算はいかほど?

2015/01/10 10:00

昔ほど強固なものではないが、今でも自家用車の所有・利用が大人としてのステータス扱いされる場面は多い。また大人として日常生活を過ごす中で、機動性に優れ柔軟性の高い移動手段である自家用車の保有は、大いに行動圏を拡大する。それでは今後自家用車を購入する可能性がある新成人達は、その購入予算としてどの程度の額を想定しているのだろうか。ソニー損害保険が2015年1月6日付で発表した「2015年 新成人のカーライフ意識調査」をもとに、その実情を確認をしていくことにする(【発表リリース:2015年 新成人のカーライフ意識調査】)。

スポンサードリンク


今調査は2014年11月20日から28日にかけて2015年の新成人男女に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1。調査実施機関はネットエイジア。

今調査対象母集団では12.9%がすでに自分の車を所有し、6.6%が購入予定、54.3%は購入予定はないがいずれは欲しいと思っている。購入予定も無く欲しくもない人は26.2%。また、普通自動車運転免許を所有している人は57.1%、取得最中は3.4%、時期は未定だが取得予定の人は28.5%に達している。

↑ 普通自動車運転免許を持っているか(2015年新成人対象)(再録)
↑ 普通自動車運転免許を持っているか(2015年新成人対象)(再録)

そこで「運転免許をすでに所有している、あるいは所有予定の人」で、かつ「車を購入する予定はない人以外」の人、つまり自分で運転する車を購入予定の人に、車を購入する際の上限予算を尋ね、その平均値を算出した結果が次のグラフ。ほぼ同一条件で毎年新成人に対し尋ねた結果を併記している。

↑ 車を購入する際の上限予算の平均額(万円)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)
↑ 車を購入する際の上限予算の平均額(万円)(各年新成人のうち、運転免許を保有(予定者)で、車を購入する予定はない人以外対象)

全体の平均額は直近2015年では189万円。男性はやや高めの210万円で女性は164万円となり、50万円近い差が出ている。車に対する必要性、価値観の違いが出ているものと考えられる。一方、都市部と地方では地方の方が車に対する必要性は高いのだが、予算上限金額は都市部の方が上。多分にファッション性を重視しているからだろうか。

経年別で見ると結果を取得できる2011年以降は大よそ上昇している。特に2013年で一段階、2015年でもう一段階大きな上昇が確認できる。属性別では男性・地方居住者がほぼ全体と同じような上昇ぶりを示しているが、女性・都市部居城者は2013年以降は一様に上昇する動きが見える。

属性別で車購入時の上限額の上昇の仕方に差が生じるのは興味深い話だが、原因は今件調査だけではつかみきれない。あえていえば地方より都市部、女性より男性の方が、車に割ける予算、しいては金銭面全体で余裕がより生じるようになりつつあるのかもしれない。

ちなみに同一条件下の人たちに欲しい車種を具体的に尋ねた所、男性はBMW、プリウス、フィットの順、女性はキューブ、パッソ、プリウス・マーチ(同値)の順となった。欲しい車種の違いが、男女の差が大きく出る一因でもあるのだろう。


■関連記事:
【「クルマなんかいらない!」大学生が思うその理由は!?】
【クルマからスマホへ…若者のパートナーの変化】
【自家用車と自宅、「これなら買ってもいいな」と若年層が思う年収は!?】
【外より家、遠出より近所……変わる若年層のライフスタイル】
【車の負担、車検代や自動車税よりも重く感じるのは?(2014年)(最新)】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー