カーライフするのならいくらまで出せる? 新成人の答えは……

2015/01/09 11:00

自動車を所有し利用するにはさまざまな費用が必要になる。購入時の自動車本体代、保険料、駐車場代、各種整備費用、ガソリン代、そして車検代。車が生活の上で必要不可欠な人も少なくないが、それゆえにコストの存在に頭を痛めている人も多いはず。今回は新成人ならこのコストについて、どこまで許容できると考えているのかついて、ソニー損害保険が2015年1月6日付で発表した「2015年 新成人のカーライフ意識調査」をもとに、確認をしていくことにする(【発表リリース:2015年 新成人のカーライフ意識調査】)。

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今調査は2014年11月20日から28日にかけて2015年の新成人男女に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1。調査実施機関はネットエイジア。

行動範囲を広げ、生活に機動力を与えてくる自動車だが、その対価としてさまざまな経費が求められる。初期投資(本体の購入代金)や一定期間ごとの経費(車検代など)以外に、ガソリン代や駐車場代などの定期的な出費が求められる。さまざまな備品やメンテナンス用の器材も必要になるだろう。それら定期的に発生する費用に関して、幾らぐらいまでなら我慢できると新成人たちは思っているのだろうか。見方を変えれば「この額を超えるとカーライフはあきらめざるを得ない」と見ることもできる。

↑ 「車がある生活」をするにあたり一か月でいくらまでならかけられるか(2015年新成人対象、自由回答)
↑ 「車がある生活」をするにあたり一か月でいくらまでならかけられるか(2015年新成人対象、自由回答)

最大回答区分は5001-10000円で22.2%、ほぼ同率で1-5000円、やや値を減らして10001-20000円が続く。1円も出せない、つまり実質的にカーライフは過ごしたくない、過ごさなくても良いとする人も9.0%いる(あるいは同居世帯…例えば親世帯にすべて任せるとの考えなのかもしれない)。

中には5万円超過でも大丈夫の人も少数ながら確認できるが、大よそ1万円から2万円程度が許容範囲のようだ。ちなみに全体平均は1万8656円となっている。よくある例え話で持ち上がるたばこ価格で換算すると、大よそ43箱分である(メビウス、430円で計算)。

この平均額について属性別で確認したのが次のグラフ。新成人における各属性の自動車利用に関する必要性、思い入れの違いが良く出る結果となっている。

↑ 「車がある生活」をするにあたり一か月でいくらまでならかけられるか(2015年新成人対象、平均額、円)
↑ 「車がある生活」をするにあたり一か月でいくらまでならかけられるか(2015年新成人対象、平均額、円)

対価として支払える上限を聞いているので、この値が高い方が「車がある生活」に高い価値を見出していることになる。男性は女性よりも高く、地方居住者は都市部居住者よりも高い。それだけ車の必要性が高いことになる。

「車の価値観」だが、これは車に何を見出しているのか、もっとも思いが強いものを挙げてもらった結果。単純な移動手段としてのみ考えている人は対価も低め、何らかのプラスαの意義を見出している人は高い値が出ている。

実態はともかく「若者の車離れ」が語られる現状においては、車に対する価値観がこれまでとは変わってきたのも、離れていく一因といえよう。つまり移動機関に加えての価値を見出しにくくなり、対価としての上限が低くなったため、必然的に利用する人が減っているという次第である。


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