住宅はやっぱり関東がトップ、ではこづかいは…持ち家価格と夫婦のこづかい、気になる地域別状況

2015/12/10 04:55

ソニー生命保険は2015年12月7日、47都道府県別の生活意識調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち持ち家(一戸建て、分譲マンション双方)に住んでいる人においては、平均取得価格は2336万円であることが分かった。地域別では関東がもっとも高い値で2710万円、次いで近畿の2629万円が続いている。また既婚男女における小遣いは、全国平均で夫が約2万4000円、妻が1万2000円強となり、夫は近畿、妻は関東が最高値をつける結果が出ている(【発表リリース:47都道府県別 生活意識調査2015】)。

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今調査は2015年11月9日から16日にかけて20歳から59歳までの男女に対し(未既婚を問わず)携帯電話利用によるインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2350件。都道府県別で各男女25人ずつ。居住地・性別・年齢区分がほぼ均等になるように抽出している。調査協力会社はネットエイジア。

今調査対象母集団のうち、現在持ち家の住宅に住んでいる人59.4%に対し、その住宅の購入費用を尋ねたところ、全国平均の相場は2336万円との結果が出た。土地付き一戸建てから分譲マンションまで、北海道から沖縄まですべてを合わせた平均であり、あくまでも全国平均としての概算的値ではあるが、同時にリアリティのある金額にも違いない。

↑ 現在住んでいる住宅の購入費用の平均(一戸建ての場合は土地代を含む。2015年11月、持ち家の人限定、万円)
↑ 現在住んでいる住宅の購入費用の平均(一戸建ての場合は土地代を含む。2015年11月、持ち家の人限定、万円)

地域別では関東がもっとも高い値で2710万円、次いで近畿が2629万円、東海が2531万円と続く。人口密集地≒物件相場が高いとの一般的イメージに近い動向となっている。もちろんこれはあくまでも平均価格で、しかも地域の物価を反映させていないため、価格が安い地域ほど購入住宅の面積が狭い、地の利が悪いことを意味しない。むしろ地方ほど同じ持ち家でも面積は広く、地の利が良い場合もあるだろう。

お金周りといえば世間一般では住宅取得がもっとも大きな額となるが、身近な観点では月々のおこづかいが挙げられる。調査対象母集団のうち収入を自分でコントロールできる独身を除外して既婚男女に限り、夫と妻のこづかい額の平均値を算出したのが次のグラフ。全体では夫が約2万4000円、妻が約1万2500円との結果となった。

↑ 1か月のお小遣いの平均(既婚男性の小遣いを夫の、既婚女性の小遣いを妻の小遣いとして算出、2015年11月、円)
↑ 1か月のお小遣いの平均(既婚男性の小遣いを夫の、既婚女性の小遣いを妻の小遣いとして算出、2015年11月、円)

サラリーマンのこづかい動向としては新生銀行による「サラリーマンのお小遣い調査」が知られている。直近2015年分としては3万7642円との結果が出ており(【前年比で2000円近い下げ…2015年のサラリーマンこづかい事情(2015年)(最新)】)、少々差異が大きい感はある。ただし今件の算出値は既婚男性のこづかいの平均値であり、独身男性のそれも合わせた「サラリーマンのお小遣い調査」の総合値との単純比較はできない。「サラリーマンのお小遣い調査」において、既婚・子供有りで妻が無職の場合は約2万7000円、共働きの場合は約3万1600円との結果が出ているため、これとの比較ならば道理は通る

地域別では住宅価格同様関東が一番……ではなく、近畿がトップ。次いで中国・四国、九州・沖縄が続き、さらに北海道・東北が続く。むしろ関東の夫のこづかいは全国平均とほぼ同額に留まっている。西日本では夫のこづかいが高いだけでなく、妻のこづかいも低めで(近畿は別だが)、夫婦のこづかいの差が大きく出る形となっている。北海道・東北も似たような状態で、関東から東海にかけて、つまり日本の中央地域では夫のこづかいが低めで、妻のこづかいとの差異は小さい動きがある。

これが単に偶然によるものか、男女、夫婦間の地域別価値観によるものか、それとも職場(主に夫)や地域(主に妻)における消費行動で生じるコストの違いによるものかまでは今件調査からは推し量ることはできないものの、男女のパワーバランスの一端が見えているようで興味深い。

余興的なものではあるが、夫婦の小遣いの合計額に占める、夫と妻の額面の比率を算出したのが次のグラフ。

↑ 1か月のお小遣いの平均(既婚男性の小遣いを夫の、既婚女性の小遣いを妻の小遣いとして算出、2015年11月)(夫婦の小遣い総額における夫・妻それぞれの比率)
↑ 1か月のお小遣いの平均(既婚男性の小遣いを夫の、既婚女性の小遣いを妻の小遣いとして算出、2015年11月)(夫婦の小遣い総額における夫・妻それぞれの比率)

北海道・東北や中国・四国、九州・沖縄では夫の比率が7割を超えているが、関東では6割を切っている。この度合いに色々と想いを巡らせる人もいるかもしれない。


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