女性に人気の軽自動車、年々所有率も増える傾向(2014年)

2014/10/06 11:00

ソニー損害保険は2014年9月30日付で、カーライフの実態に関する調査結果を同社公式サイト上に公開した。その内容によると、自家用車を所有し常用する調査対象母集団のうち、常用車両が軽自動車とする人は4割に達していることが分かった。女性に限れば30代などで5割強、10-20代では6割を超えている。また経年別に見るとこの数年では男女・各世代ともに概して軽自動車所利用率が増加する傾向が見受けられる(【発表リリース:ソニー損保、「2014年 全国カーライフ実態調査」】)。

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女性に人気の軽自動車、10-20代では2/3


今調査は2014年8月26日から29日に渡って、自家用車を所有しかつ月1以上で運転する18歳から59歳の男女を対象に、携帯電話を利用したインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1000件。男女比、10-20代・30代・40代・50代の世代構成比は均等割り当てとなっている。調査機関はネットエイジア。

馬力や運送能力では普通車にかなわない面も多いが、小回りが利き運用コストも安上がりで済むのが軽自動車の長所。中長距離の運転ならともかく、日常生活における移動手段として、都市近郊だけでなく地方でも重宝されている。「自家用車を所有し月1回以上は運転する」今調査対象母集団でも、主に運転する車種として挙げられたもののうち4割は軽自動車との結果が出ている。

↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(2014年)
↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(2014年)

男女別では概して男性よりも女性の方が軽自動車率は高い。これは男性が仕事で使う、家族揃っての旅行や自分自身の趣味娯楽で使う場合など、中長距離の利用が多いため、そして女性はパート先や買い物、子供の送り迎えなど比較的近場への運転が多くなるためによるものだと考えられる。要は利用スタイルに従い、軽にするか否かを選択している次第。

世代別では大よそ若年層ほど高めで、歳を経るほど減少する。これはひとえにコストの問題。お財布事情は厳しいが自家用車は必要という若年層には、普通車よりも軽自動車の方がマッチしている。なお女性にはその用途、コスト面からコンパクトカーにも人気があり、軽自動車に次ぐ保有率を示している。

増加する軽自動車利用率


この軽自動車利用率について、今件調査の経年データをまとめたのが次のグラフ。少なくともこの5年間に限れば、確実に軽自動車の利用性向は高まりつつある。

↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(男性)
↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(男性)

↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(女性)
↑ 主に運転している車が軽自動車である割合(女性)

ここ数年女性40代の軽自動車の利用率が減退していた理由は、上記の通りコンパクトカーへのシフトによるもの。しかしながら直近での2014年では大きく上昇し、46.4%と高い値を示している。さらに同時にコンパクトカーの利用率も昨年の22.4%から23.2%に増えていることから、女性の自動車利用者における低コスト化がさらに進んでいることがうかがえる。

また男性の50代は横ばいな一方、女性はこの1、2年の間、大きな上昇傾向を示しているのも注目に値する。利用する頻度が増え、コスト意識が高まった結果との解釈もできる。



軽自動車に関しては今件調査に限らず、目覚ましい普及率・利用率の増加が伝えられ、実数値も各種統計調査で確認できる。利点の一つである税金の安値感については状況が変わりつつあるが、それでもランニングコストの低さや機動性の高さは今なお揺らぐところが無い。

今後は電気自動車の普及も合わせ、さらに需要が高まるに違いない。


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