高齢者人口3296万人で過去最多、総人口比は1/4超に(2014年・敬老の日)

2014/09/14 20:00

総務省統計局は2014年9月14日、翌日の9月15日に敬老の日を迎えるにあたり、各種統計から見た日本の高齢者動向をまとめたレポートを発表した。その内容によれば日本の65歳以上(高齢者)の人口は2014年9月15日時点で3296万人となり、総人口比は25.9%となることが分かった。総人口に占める割合が1/4を超えたのははじめてのことで、当然人口・割合共に過去最高となった。「団塊の世代」が高齢者入りをはじめて以降、急速な伸びを示しており、統計局側では今年までこの加速的増加状況が続くと予想している(【発表リリース:統計トピックスNo.84 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)−「敬老の日」にちなんで−】)。

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↑ 高齢者人口推移(万人)(1947-2014年、人口推計、10月1日時点、2014年のみ9月15日時点)
↑ 高齢者人口推移(万人)(1947-2014年、人口推計、10月1日時点、2014年のみ9月15日時点)

↑ 高齢者の総人口比率推移(-2014年)
↑ 高齢者の総人口比率推移(-2014年)

今レポートは人口推計や国勢調査など、総務省統計局収録の各種データを精査分析したもの。それによれば2014年9月15日時点で高齢者人口は3296万人。前年10月1日の3190万人から106万人も増加している。これは「団塊の世代」(1947年から1949年生まれ、第一次ベビーブーム期)のうち1949年(昭和24年)生まれの人が高齢者層に仲間入りしたのが原因。

また2014年においては総人口に占める高齢者の割合が、はじめて25.0%を超え、「4人に1人以上が高齢者の時代」が到来したことになる。

今レポートでは他にも各種統計結果から、高齢者の動向が多彩な切り口で語られている。概要をまとめると次の通りとなる。

・東京都、大阪府、福島県などで他地域への転出増加。埼玉県、千葉県、茨城県で転入増加。震災被災地域や大都市圏からの流出、都市近郊への流入傾向が続く。なお宮城県は昨年転出超過だったが今年は転入超過となった。

・高齢者の就業率は男性28.6%、女性13.7%。男女とも前年から増加。15歳以上の就業者総数に占める高齢者の割合は10.1%、比較可能な1968年以降では過去最高。そのうち非正規社員率は約7割(役員除く)。

・高齢単身世帯の共同住宅割合は増加中。

・都道府県間移動率は男性が65-69歳と90歳以上、女性は80歳以上で高め。

・世帯全体と比較すると高齢者世帯では保険医療費や交際費が高め。

・高齢者世帯でもインターネットを利用した支出総額が増加中。11年間で4.3倍、直近データの2013年では年間2万5000円近く。


「団塊の世代」の高齢者層入りは2014年までのため、高齢者人口、総人口に占める高齢者の比率の加速的増加は今年で終わりを告げることになる。もっともそれ以降も純増することに違いは無く、今回の発表では2025年には総人口比で3割、2035年には1/3を超えることになると予想している。


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