ネットそのものの利用は9割超え、ソーシャルメディアは6割、まとめサイトは5割近く…ネットサービス利用状況を探る(2015年)

2015/09/11 08:15

博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が2015年8月18日に発表した、「メディア定点調査」の補足資料では、先行公開されている定例の報告書では公開されていない、多様な情報が追加資料として披露されている。今回はその中から、インターネットの主要サービスにおける利用状況を確認していくことにする(【発表リリース:「メディア定点調査・2015最新セミナー プレゼンテーションレポート」公開】)。

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今調査の調査要項は先行記事【テレビは4割を切り、タブレット型端末と従来型携帯・スマホで1/4を超える……メディア接触時間推移(2015年)(最新)】で確認のこと。

早速だが次に示すのは、調査対象母集団におけるインターネットそのものとそれに関するサービスの利用程度。回答時には「ほぼ毎日」「週に3-5日」「週に1-2日」「月に2-3日」「月に1日以下」「以前利用していたが今は利用していない」「利用したことは無い」の中から一つ選んでもらっているが、後者2つ以外、つまり利用頻度はともあれ現在でも利用を継続している人を合算している。またSNS(ソーシャルメディア)にはFacebookやツイッター以外にLINEなども含み、まとめサイトには「ネイバーまとめ、2ちゃんねるまとめなど」が該当。ニュースアプリにはスマートニュースやグノシー、Antennaなど、電子コミックにはLINEマンガ、マンガボックス、少年ジャンプ+などが例示されている。

↑ インターネットに関する各サービスの利用経験(頻度は問わず現在利用している人)
↑ インターネットに関する各サービスの利用経験(頻度は問わず現在利用している人)

空白の部分はゼロ%ではなく、調査そのものが項目レベルで行われていない。例えば「ブログ作成」は2015年では項目から外されており、「まとめサイト」は2014年以降の問い合わせ対象となっている。

この結果を見ると、全体(インターネット利用者限定では無い)の6割がソーシャルメディアを利用し、ネットショッピングは7割近くが利用している計算になる。インターネット利用率が9割なので、そこから逆算するとインターネット利用者の3/4はネットショッピングを、2/3はソーシャルメディアを利用していることになる。

世代階層別の具体的利用率が公開されていないのは残念だが、それでもまとめサイトの利用率が5割に近づいている、ニュースアプリの利用率は1/4を超えている、電子コミックスは1割強に留まっている現状や、インターネットサービスの利用に関するここ数年の伸び縮みが把握できて興味深い。ソーシャルメディアが伸びているのは当然だが、まとめサイトも伸びている一方、ネットショッピングは頭打ちの感がある。ネットクーポンや定額制音楽配信サービスも似たような動きを見せているだけに、気になる流れではある。

もっとも、インターネットによるサービス利用の動向に係わる他の調査でも、大よそ似たよ打名値が出ている。ただしこの類のサービスはよほどの定着率と実力が無いと、あっという間に新しいサービスにシフトし、廃れてしまうことも否めない。来年以降の動向にも(公開される機会があれば)注目したいものだ。


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