たまご、漬物、のり、梅干し…世代や性別、未既婚で変わる「ご飯のお供」(2015年)

2015/01/07 11:00

「ほかほかの白米にこれさえあれば何杯でもお代りできる」的な、メインのおかずにされることは無いものの、ご飯との組み合わせでは最強の部類に入る惣菜などを「ご飯のお供」と呼んでいる。旅館などで和食の朝食として出される、小皿に並べられる品々が良い例。人それぞれにこだわりがあり、好みが大いに分かれるテーマでもある。今回はJC総研が2014年7月2日に発表した、お米の消費行動に関する調査結果をもとに、その「ご飯のお供」の人気度合について見ていくことにする(【発表リリース:米の消費行動調査】)。

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人気ナンバーワンは納豆


今調査に関する調査要件は先行記事【お米を食べる機会は減っているのだろうか】を参考のこと。その記事にある通り、今調査対象母集団では1日平均で2食近くのお米が食されている。その一部はお弁当やピラフなどの中食だが、多くは自宅で炊いた炊飯によるもの。

↑ 1日の主食平均食数(2014年)(再録)
↑ 1日の主食平均食数(2014年)(再録)

そこで調査対象母集団に対し、ご飯のお供は何が好きかについて複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人が選んだのは「納豆」だった。全体では5割近くの人が「ご飯のお供として納豆が好き」と回答している。



↑ 好きなご飯のお供(複数回答)(2014年)
↑ 好きなご飯のお供(複数回答)(2014年)

納豆の支持率で単身女性の人気がいくぶん低めなのは香りや粘つきが原因かもしれないが、それでも他の食材と比べれば一番高い値に違いない。既婚男性の過半数は「ご飯のお供に納豆、イイネ」と答えており、その愛されっぷりが再確認できる。

次いで多いのは全体では漬物だが、男性では既婚も未婚も生卵の方が上につく。逆に女性は生卵が苦手のようで、主婦に至ってはのり、さらにはたらこ・明太子よりも低い支持率でしかない。また漬物は未婚者よりも既婚者の方が支持されるなど、男女別以外に未既婚別で差が生じる食材があるのが興味深い。一方ふりかけのように、あまり違いが出ずにまんべんなく好かれているものものある。

低回答率の食材ではしらす・ちりめんは女性陣、鮭フレークは独身男性から大いに好まれる、単身女性はキムチをあまり好まないなど、いくつかの特異的な動きもあるものの、全体としてはあまり大きな差異は生じていない。

若年層はふりかけが好き、世代を超えて愛される納豆や生卵


これを世代別に見た結果が次のグラフ。



↑ 好きなご飯のお供(複数回答)(2014年)(世代別)
↑ 好きなご飯のお供(複数回答)(2014年)(世代別)

最上位の納豆、生卵は世代間の差があまり生じていない。世代を超えてご飯のお供として愛されているようだ。一方若年層はたらこ・明太子やふりかけ、鮭フレーク、キムチをより好み、高齢層は漬物やのり、梅干し、しらす・ちりめんをより一層好む動きが見られる。いくつかの例外もあるが、大よそ昔ながらのお供的食材はシニア層ほど、新し目の食材は若年層ほど好む傾向があるようだ。

上位陣の動向を見比べると、例えば20代以下と70代以上では、20代以下が「納豆、生卵、たらこ・明太子」の順なのに対し、70代以上では「納豆、漬物、のり」の順となり、納豆の不動度合いと、世代によって好みが大いに異なる様子が改めて確認できる。



生卵や納豆はさすがに難しいが、それ以外の「ご飯のお供」は大よそおにぎりの具材、あるいは添え物としても活躍する。おにぎりを用意する際にも、この傾向を見定めた上で準備をすると、大いに喜ばれるに違いない。


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