買っている お米の値段は いくらぐらい? 5キロ当たりの 相場を探る(2015年)

2015/01/06 08:00

食生活の多様化でパン食やめん食の普及が拡大し、米食が漸減している昨今だが、それでもお米が日本においては主食の筆頭に挙げられていることに違いはない。お米の専門店以外にスーパーやコンビニ、ディスカウントショップなどでも手軽に手に入るようになり、昨今ではインターネット経由での通販も盛んに行われている。それらのお米の価格も通常価格帯を維持する標準米から、その何倍もの値をつけるブランド米まで、実に多種多様。普段お米を購入する人たちは、いったいどの価格帯の商品を購入しているのか、多様な値付けをされたお米を見ると気になるものだ。今回はその実態を、JC総研が2014年7月2日に発表した、お米の消費行動に関する調査結果から、確認していくことにする(【発表リリース:米の消費行動調査】)。

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今調査に関する調査要件は先行記事【お米を食べる機会は減っているのだろうか】を参考のこと。その調査対象母集団のうちお米を購入する人に対し、普段購入するお米の価格帯(5キロ当たり)を尋ね、その回答値を基に概算の平均値を算出した結果が次のグラフ。

↑ 主に購入する米の価格帯(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)
↑ 主に購入する米の価格帯(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)

既婚男女・未婚男女をすべて合わせた全体の平均は1885円。そして世代別ではきれいな形で若年層ほど安い、高齢層ほど高いお米を購入している計算になる。世代間の価格格差は最大で約350円/5キロ。他の食品同様、お米に関しても歳を取るほど味にこだわりを持ち、少々高値でも妥協せずに購入するようになるのだろう。

これを属性別に振り分けたのが次のグラフ。

↑ 主に購入する米の価格帯(属性別)(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)
↑ 主に購入する米の価格帯(属性別)(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)

女性の方が購入単価は高い。5キロあたり100円強の違いが生じている。一方結婚の有無で「自身のみが食する」か「配偶者、さらには子供も食するか」の違いが出てくることから、気遣いの点で多少の違いが生じそうなものだが、実際にはほとんど差異は出ていない。男女とも既婚・独身の違いなく、相場はほぼ同じ。

リリースでは経年データも掲載されているが、2010年と2011年以降では調査対象母集団そのものの属性に断絶があるため、厳密には連続性があるとは言い難い。それでも同じように算出したのが次のグラフ。

↑ 主に購入する米の価格帯(属性別)(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)(経年)
↑ 主に購入する米の価格帯(属性別)(5キロあたり、2014年)(概算平均、円)(経年)

リリースでは2014年は2013年と比べて標準小売価格が下落したため、価格帯も落ち込んだと解説している。もっとも2011年や2012年は2014年よりもさらに下値がついている。

多様な価格を持つお米を見る機会は多々あるが、実際購入される場面を見る機会はさほど多くないため、また他人が購入したお米の価格を聞くことも無いことから、他人の動向は推し量りにくいもの。今回の各種値が、今後自前でお米を購入する際の何らかの指標となれば幸いだ。


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